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それから、3日ほど経った時。
帰り道、いつも通りXJランドの前を通ると、突然お店の扉が開いた。
虎｢Aちゃん！おかえり｣
｢びっ…くりしたぁ、もう体調大丈夫なの？｣
虎｢すっかり元気。心配かけてごめんね｣
｢ううん、全然。…それよりタロウちゃんさ、本当にスマホの使い方分からないんだね｣
虎｢え！？なんでよ｣
あれから、何度かタロウちゃんと連絡はとっていたけど、毎度毎度、何かしら誤字をしてくる。
間違えた！と言って何回もスタンプ送ってきたり。
急に電話ワン切りしてみたり。
苦手なのが本当に伝わってきて面白いのと、
こんなに苦手なのに私に一生懸命メッセージを送ろうとしてるのが、なんだか愛おしかった。
｢タロウちゃんって本当に浦島太郎みたい｣
虎｢あはは、でしょ｣
｢昨日の夜はなんて送ろうとしてたの？｣
昨日の夜、誤字だらけのメッセージが来て、
誤字で読めないって伝えたら、｢あったときに｣って言ってたから。
それもあって、会うの楽しみにしてたんだよね。
虎｢あー…………………なんでもない｣
｢え！？絶対うそじゃん｣
めっちゃ間ありましたけど！？
誤字ったメッセージ3回くらい送ってきて、何伝えたかったのかなってワクワクしてたのに。
タロウちゃんは、ちょっと気まずそうに頭をかいた。
虎｢いや…………嫌だったらいいんだけど｣
｢なに？気になる｣
虎｢…………映画観に行かない？｣
映画？
私と、タロウちゃんが？
予想していた言葉とは違くて、ちょっとびっくりした。
でも、そんなの嫌なわけが無い。
｢行く！行こう｣
虎｢…オレとで嫌じゃないの｣
｢むしろ何で嫌だと思うの？｣
虎｢えー…………オレ目立つし｣
｢今更でしょ｣
会社の飲み会にまで迎えに来てくれてさ、
今更、目立つとか気にしないよ。
目立ったところでなんとも思わないし。
｢私丁度観たい映画あるし、行こ？｣
虎｢…うん。土曜日空いてる？｣
｢空いてるよ、駅前で待ち合わせにしようか｣
虎｢わかった、楽しみにしてる｣
こうして私たちは、週末に2人で映画に行くこととなった。
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鈴＠不登校なりかけ(プロフ) - もう…好き…（語彙力皆無）一虎くんが死ぬほど笑ってるとこ見たいな…（）いっぱい更新して下さりありがとうございます… (5月14日 21時) (
レス) @page26 id: d1eba475be (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 鈴＠不登校なりかけさん» 初めまして！コメントありがとうございます(>_<)私生活がバタついていて、更新遅れてしまい申し訳ないです…！待っていてくださってとっても嬉しいです！これから更新頑張りますので、どうぞよろしくお願いします！ (5月12日 0時) (レス) @page16 id: f848a8e85a (このIDを非表示/違反報告)
鈴＠不登校なりかけ(プロフ) - 初コメ失礼します。久しぶりの更新ありがとうございます〜(´；ω；｀)このお話大好きなので嬉しいです！応援してます。 (5月11日 23時) (レス) @page16 id: d1eba475be (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - あさん» 初めまして！コメントありがとうございます^^* 好きと言って貰えて嬉しいです！長らく時間が空きましたが、また更新再開しますので、どうぞよろしくお願いします！ (5月11日 22時) (レス) id: f848a8e85a (このIDを非表示/違反報告)
あ - めちゃくちゃ好きです…( ߹꒳߹ ) (2022年12月18日 7時) (レス) @page12 id: 2424924dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2022年11月24日 9時
