検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:11,066 hit

14 ページ16

「ずいぶん、カラフルな家ですね。」



一番最初に見た家が日本だったため、それが“家”という物だと把握していたのだろう。



「うん、漁師さんがここを見失わないようにって、こうなったんだ〜」



そうですか、と呟く。理由はわかったのだが、“家”の定義がわからなくなったのだ。



その様子を悟ったイタリアは言う。



「あのね、世界にはたくさんの物が存在しているんだ。俺達は国ってプログラミングされてるでしょ?…他にも人間とか動物とか植物っていう存在があることは知ってるよね…?」



イタリアが聞くとAは頷く。



「たぶん、具体的にはプログラミングされてないと思う…。だからそういうのを俺達が教えてあげるよ‼」



イタリアは両手をバッと広げて言う。まるで、何でも受け止めてあげるよ、と言っているようだった。



何でも聞いても良いよって…



「ありがとうございます。」



嬉しくなった。疑問の気持ちからの変化。いよいよ人間味が出てきたのではないだろうか?



「んー…まずは表情付けようよ〜」



やっぱりイタリアも気になるようだ。真顔でありがとうと言われても…なんとも言えない、微妙な感じだ。



「表情。…あなた達や人間などの顔の変化…ですよね。…僕もあなた達の表情をコピーをすれば良いのですか?」



確かに真似をすることによって人間味が更に増すだろう。しかし、表情というのは自分の気持ちから自然と表れるものだ。



まぁ、彼女に最初からそれを求めるのは難しいだろう。




「最初はそれでいっかぁ。…いつか分かるようになると思うよ!」



イタリアは満面の笑みでAに言う。



「はい!」



Aもニッコリと笑う。初めての彼女の笑顔。



(かわいいなぁ…)



言葉の抑揚も付けられたようだ。自分でいつの間にか学んでいたようだ。



きっと彼女のこれからはイタリア次第となるのではないだろうか…



─────────────

みなさん!ヘタリア関連2位ありがとうございます‼全体順位も付きました‼

お気に入り登録や評価まで…



本当にありがとうございます‼


これから受験生となるので、遅くなるとは思いますが、これからも応援よろしくお願いします‼

15→←13


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

南伊「俺のピッツァ、やるよ。」

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , 未来 , イタリア
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ふにゃこ(プロフ) - コメント失礼します!近未来モノでヘタリア…。すごい発想です。なんか、本当に紀田さんはすごいです…。 (2016年3月25日 2時) (レス) id: a9be79f543 (このIDを非表示/違反報告)
紀田日和(プロフ) - 莉愛さん» ごめんなさい、学校行ってました!(汗) (2016年2月15日 17時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - こんにちは (2016年2月15日 15時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 紀田日和さん» ボード行けないので…。 (2016年2月15日 8時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 紀田日和さん» 行けましたか? (2016年2月15日 7時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:モノクロアリス x他1人 | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年2月1日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。