外泊先 ページ21
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「じゃあ、行こうか…」平野くんが帰って
私の手を引いて歩く目黒くん
横から彼の顔を伺いみるけど、なんか怒ってるような
「あ、の…目黒くん」返事もせずにズンズンあるくから
「ちょっと待って…あの、ごめん、連絡しなくて
携帯の充電が…」
「それ、さっき紫耀から聞いたから」
「あ、うん…ごめん、約束してたのに…」
「違うから」
「なにが？」
何が違うんだろう…
連絡しなかったから怒ってるんじゃないの？
目黒くんはわかりやすくため息をつくと道の端に
移動して
「何で紫耀なの？」
「え？」
「なんで、俺じゃないんだよ…」
「平野くんに連絡したんじゃなくて、偶然…」
「そんなこと紫耀からも聞いたよ…
でも、なんで？俺に頼らないの？」
「だって、バイト中だったし…」
「藤森さんのバ先に行こうとしたんでしょ？
なんで、俺の所にってなんねーんだよ…
それで、紫耀に保護されて」
「保護って…、でも、あの、うん、ごめん
ちょっとどこに行ったらいいかわかんなくなって
時間潰せる所って思い浮かんだの藤森さんのバ先だった
でも、目黒くんと会う約束してたのに、目黒くんの
所へ行けばよかったね…ごめんなさい」
「なぁ、オレってそんな頼りない？」
「そんなことないよ」
「オレ、紫耀にたまらなく嫉妬する時がある
ユニバでも、二人で仲良くゲームして
お揃いのぬいぐるみゲットして…
友達だってわかってるのに、紫耀の方が…って
思うことあって、苦しいんだよ」
「平野くんに恋愛感情とかないよ」
「紫耀の気持ちはわかんないだろっ」
「…平野くんの気持ちは分からないけど、
私の気持ちなら分かるよ…目黒く…蓮に早く会いたくて
タイから帰ってきたのに…
なのに、康ちゃんの…邪魔しちゃうし
蓮はやっと会えたのに怒ってるし、こんなことなら
予定早めたりせんかったらよかった…
ごめん、もう一人で大丈夫やから」
なんか色々いっぱいで彼の前から立ち去ろうとしたら
腕を掴まれて
「待って、どこいくの？」
「とりあえず充電して、康ちゃんに連絡する」
「康二にはオレから連絡しといた
今晩、俺のところに連れて帰るからって」
「は？連れ帰るって…蓮実家でしょ？」
「うん、家族みんないるよ
あ、二人きりになれる場所の方がいいの？」
「そんなん、ええわ、それなら満喫で時間潰すよ」
「だめ、二択、
どっち？俺と二人きり？それもと俺ん家？」
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ピカンチ★(プロフ) - ciaogenさん» こんばんは、労りのコメント心に沁みました！ありがとう、今微熱くらいになりました。ちょっとだけお話更新しました。楽しんでもらえたら嬉しいです(^^) (2022年10月27日 20時) (
レス) @page32 id: ee31b6a8ad (このIDを非表示/違反報告)
ciaogen(プロフ) - またコメントすみません。うわっ、大変！まずは、ゆっくりゆっくり休んで治してくださいね。待ってます( ᴖ ·̫ ᴖ ) (2022年10月25日 7時) (レス) @page32 id: 6cce8f9029 (このIDを非表示/違反報告)
ピカンチ★(プロフ) - ciaogenさん» こんにちは、温かいコメントありがとうございます。ドキドキ届いてましたか？それは良かった。キラキラ青春から遠ざかり過ぎて何が正解かわからなくなってます笑なので、そう言ってもらえて少し安心しました🖤引き続き二人の恋模様見守ってくださいね、ありがとう (2022年10月24日 16時) (レス) id: ee31b6a8ad (このIDを非表示/違反報告)
ciaogen(プロフ) - コメント失礼します。こちらのお話、とてもドキドキしながら楽しみに読ませていただいてます。更新を楽しにしてますが、無理なさらずにゆっくりで大丈夫だと思います。これからも読ませて頂きますね。 (2022年10月24日 10時) (レス) @page28 id: 6cce8f9029 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピカンチ★
| 作成日時：2022年10月2日 1時
