【テニプリ】青学のツンデレマネージャー

代償 ページ22

＿


橘「やめろ 石田！お前の腕が！」


だが石田は止まる気配がない


波動球を打つ石田＿＿



ボールは不動峰のコートをコロコロと転がった



『ガットに…穴が空いてたのね…』


力が抜けたのかその場に座り込むA


一年「た…助かったぁ」


Aと同じようになる一年生たち


石「運がない」



《ゲームカウント5-3 青学リード》



『まって、河村！』


試合を続けそうな河村に声を掛ける



河「どうしたんだい！Aちゃん！」



『腕、痛いでしょ』



そう言うと不二が河村に近づき河村の腕をグイ、と掴んだ



痛がる河村に不二は


不「ボクを庇ったんだね」


審判、この試合棄権します。



と言った




河「何言ってるんだ！！まだやれる！」



『河村』



不「大丈夫だから、ねっ」


レギュラーたちを指さした


河「あ…ああ、ス スマンみんな…」


手からラケットが落ちた


持つことも辛かったのだろう


救護という役目でコートに入る乾とA


『手、出しなさい』


手際よく冷却スプレーをかけていく



乾「一応病院に行った方がいいね、骨にヒビが入ってるかも」


河「いってぇ〜〜」


『ガマン！！』


堀「…ウソだろ、青学が棄権負け？」

カチ「どうなっちゃうの」


すると次の番の大石・菊丸がコートへと向かう


菊丸はラケットを腕で回していた



大「(おっ 滅多にノらない気分屋が)」


本気になったようだ





《ダブルス1 メンバー前へ！！》

それぞれの対戦相手→←青学VS不動峰

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