こんな奴なんて…【銀魂】 (ページ4)

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番外編続き！ページ4

銀さんside

「A～。実は今日誕生日の奴が居るんだよ。」
『えっ！そうだったんですか!?誰がお誕生日なんですか？』

「それはぁ～…。沖田くんです！」
『え、お、お、沖田隊長がですか？』

みるみるAの顔が青くなっていく。これは総一郎くん自分の誕生日Aに教えてなかったな？

「もしかしてAちゃん知らなかった？」と聞けば案の定『知らなかったです…。』と来たもんだから。世話が焼けるな～。←人の恋愛に干渉して楽しんでる…！

『ぎ、銀さん、プレゼントどうしましょう((』
「うーん首に赤いリボン巻いて『プレゼントは私ですっ。』って恥じらいながら言ったらどうd『嫌です！！！』

『銀さんに聞いたのが馬鹿でした。』
「冗談だって！まぁ、お前から渡したものなら総一郎くんも喜ぶんじゃないの？」
うん。俺、いいこと言った。ﾄﾞﾔｧ

『でも沖田隊長ドSだから「こんなもん要らねｪよ。」って言われそうで、怖いです。』

あーあ、総一郎くんどんなことをしたらAにこんなに怯えさせられんの？

それは首輪をもってAちゃんを追いかけ回したからです！←by作者

「誰が怖いだってｨ？」
来た来た
『お、沖田隊長…！』
「もう時間も時間でｨ。A帰りやすよ。旦那、お開きにしやしょうや。」

すっげー沖田くん睨んでるよ！怖いよ！お兄さん泣いちゃうよ！

「じゃ、失礼しやす。」

嵐のように去っていった。

Aside

『お、沖田隊長？お誕生日だったんですね。』
沈黙を破るべく、沖田隊長に話かけてみた。

「へい。どっかの誰かさんは忘れてたみたいですけどねｨ？」
ゔｯ!嫌味だ…。
『すみません…。』
「誰もお前とは言ってないでさｧ。あ、もしかして、上司の誕生日忘れててプレゼントも用意してないとか？(黒笑)」

は、はめられた～！

『はい。用意してないです…。』
「別にいいんでｨ。」
え？物欲が無いですと！！
「ただ、お前が傍にいてくれたら、それだけで俺は幸せで最高のプレゼントなんでｨ。」
『え、』顔が熱い。きっとさっきまでとは打って代わり顔が赤くなっているのだろう。
「A大好きでｨ。」

そう言って沖田隊長の体温が私の唇に重なった。

「今年はこれでいいでさｧ。」

来年はもっとちゃんとしたプレゼントを用意します。