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風呂場から出た船員は外にいた船長に駆け寄る。
シ「なんでお前ら何も着てねぇんだよ」
野郎のそんなもんは見たくねぇぞ、と笑いながら言う。
笑われた船員達はそれどころではない。
全員、言葉にならない単語が口から出る。
べ「落ち着けお前ら。何言ってるか分かんねぇぞ」
船員「じ、実はですね…」
ようやくまともな言葉が出たと思った時、問題の人物が風呂場から出てきた。
「あのー、上に着るものが使い物にならないので、誰か貸していただけませんか」
あと包帯も、と呑気な声で言う女。
船員は声を聞いた途端、全員下を向く。
事情を知らない副船長は煙草を落とし、船長は目をひん剥いて叫んだ。
シ「女がなんて格好してんだ！！というかお前女だったのか！？」
「あ、言ってませんでしたね」
甲板に現れたAは、ズボンにさらしを軽く巻いた格好で立っていた。
さらしの上には何も着ていない。
とりあえずシャンクスは自分のマントを羽織らせる。
「…？女の裸なんて初めて見るものでもないでしょう？」
あと裸じゃないですし、と何でもないような顔で言う。
シ「そういうこっちゃねぇだろ！ああもうっ、俺の服貸してやるから部屋にこい！」
「ありがとうございます。ああ、少し待ってください」
そう言って、私は手に持っていた弾を海へ捨てた。
「お待たせしました」
シ「お前さんには聞きたいことが山ほどありそうだ…」
シャンクスは頭を押さえて言った。
着替えるのを待つシャンクスは甲板で船員達と相談していた。
シ「まさか女だったとは…」
ル「あれは驚いたな。髪下ろすと更に幼くなってなかったか？」
ヤ「手ェ出すなよ、お頭」
シ「出さねぇよ！なんだと思ってんだ俺を！」
べ「それよりどこで寝かすか。大部屋は流石にまずいだろう」
「甲板や倉庫で大丈夫ですよ」
シ「それは寒ぃ…って、いつからいたんだ！？」
「さっき」
私は袖をまくりながら話に入った。
まさか話す内容が私の寝る場所とは思わなかったが。
ヤ「女の子がそんなとこで寝ちゃだめだぞ」
「前の船でもそんな感じだったので大丈夫ですよ」
それを聞いた全員の顔が曇る。
べ「よし、拾った奴の責任だ。お頭、ちゃんと面倒みろよ」
シ「俺！？」
「「ああ、それがいいな」」
話し合いは終わりだと言わんばかりに、それぞれ解散した。
シ「俺に押し付けやがって！」
「ペット扱いしないでください」
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文ストオタクの一般人 - お、おわり、、、面白すぎました！文ストもみてきます‼(●´ω｀●) (2023年3月17日 14時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！映画のお陰でもっと赤髪海賊団の活躍を見たくなりました…！ (2022年8月30日 17時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
M - いや、最高‼︎‼︎主さんの小説すごい好きで何回も見返してますw自分もREDの映画見たんですがシャンクス率いる赤髪海賊団死ぬほどかっこよかった^^; (2022年8月28日 1時) (レス) @page33 id: 475c50d0b5 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - 竜胆さん» どうぞお気軽に！ (2022年8月22日 13時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - YYさん» やばかったですよね…幹部達がみんな一巻から登場してるって言うのが…ww 時々コメントに顔出しますねww (2022年8月21日 20時) (レス) id: 32faf97f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YY | 作成日時：2020年1月27日 16時
