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「(な、んで…)」
思いもよらない人物に私は混乱した。
刺した男はにやりと笑い、私に銃を突きつける。
男「はっ、仲間じゃねぇとか嘘じゃねぇか。まあいい。赤髪！こいつを殺されたくなきゃ、俺の指示に従え！」
シ「…俺の人質ってわけか」
シャンクスが何か呟いた次の瞬間、隣の男…いや、倉庫にいた全員が倒れた。
シャンクスは一歩も動いていない。
一瞬のことに呆けているとシャンクスが、私を縛っていた縄や布を取った。
シ「すまねぇ。俺のせいで痛い思いさせちまったな…」
私は首をふった。
そんなことはどうでもいい。
それよりも、
「なんで、きたんですか」
シ「仲間を助けんのは普通だろ？」
「…仲間じゃないですよ」
シ「仲間にするから大丈夫だ！」
どこかずれた答えに、私は肩の力が抜けた。
この人について考えるだけ無駄だ。
私は考えるのを諦め、ため息をついた。
「助けてくれてありがとうございます。服をすいません。汚してしまって」
シ「んなのはどうでもいい。お前さんの…」
シャンクスは私の髪をすくった。
長かった髪は、肩につくかつかないくらいまで短くなっている。
私はシャンクスの表情に少し可笑しくなった。
「…なんでそんなに悲しそうなんですか」
シ「弟との、思い出なんだろ」
ああ、全くこの人は…
「ふふっ、髪なんてまた伸びます。あなたが気にする必要はありませんよ」
シ「…！そうか…だが、お前が傷つけられたのは俺の不注意だ。恐らく船から降りたところを見られてたんだろう」
シャンクスは視線を少し下に落とし、顔をしかめた。
白かった服が血で真っ赤に染まっている。
事情を知らない人が見たら、元からこういう色だと勘違いするほどに真っ赤だ。
「大丈夫です。血はもう止まってます」
シ「それならいいが…そういえば能力を詳しく聞いてなかったな」
「そうですね…簡単に説明しますと、体力とは別に回復力という器があり、その二つは底が繋がっているような感じですね」
だから回復すれば体力も削られる。
まあ、体力が戻れば回復もできるというわけだ。
さっきも言ったように血はもう止まってるから、少しすれば動けるようになる。
「なので先に戻っていてください。心配しなくても逃げませんので」
シ「…ったく、お前は」
「わっ…！？」
シャンクスはため息を吐いたかと思うと、いきなり私を抱え上げた。
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文ストオタクの一般人 - お、おわり、、、面白すぎました！文ストもみてきます‼(●´ω｀●) (2023年3月17日 14時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！映画のお陰でもっと赤髪海賊団の活躍を見たくなりました…！ (2022年8月30日 17時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
M - いや、最高‼︎‼︎主さんの小説すごい好きで何回も見返してますw自分もREDの映画見たんですがシャンクス率いる赤髪海賊団死ぬほどかっこよかった^^; (2022年8月28日 1時) (レス) @page33 id: 475c50d0b5 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - 竜胆さん» どうぞお気軽に！ (2022年8月22日 13時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - YYさん» やばかったですよね…幹部達がみんな一巻から登場してるって言うのが…ww 時々コメントに顔出しますねww (2022年8月21日 20時) (レス) id: 32faf97f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YY | 作成日時：2020年1月27日 16時
