4030話 ページ49
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桃太郎「姉貴ィ!!めちゃめちゃ似合ってます!!」
「ホント?」
坊や「痛々し──」
宿息子「はい!とっても似合ってます!」
夜神「に、似合ってます・・・・・・!」
元A班はやはり団結力が凄いので、私のキュアホワイトのコスプレを見て「似合っている」と褒めてくれる。土方さんに反対されたのなら、勝手にやれば良い。そもそも私がやりたかっただけなので、コッソリやればこっちのもんなのである。
沖田「ウワ、本当に着てやがる」
廊下を通りかかった沖田が怪訝そうな顔でこちらを見たので「今からプリキュアごっこするんだけど、メップル役やってくんない?」と問う。「誰それ」と逃げようとするので、桃太郎に捕まえてもらい。
桃太郎「ゲハハハ!貴様ら如きにやられるわけがなかろう!ゲハハ!!」
宿息子「ど、どっからでもかかってきなさァい!」
「こ、困ったわ、私って元々体育会系じゃないから・・・・・・」
桃太郎「これでも喰らえェエエ!!」
沖田「ホワイトー避けるメポー」
「ダメ!!全然ッダメ!!」
強引に開始されたプリキュアごっこで、強引に沖田に台本を渡して読ませる。・・・・・・が、棒読みも棒読みで、全然気持ちがこもっていない。
「もっとスネ夫みたいな声を出さないとダメなの!鬼気迫る感じの!!緊迫感がある感じの!!ジャイアンにボコられる前のスネ夫みたいな感じの!!」
沖田「ハア、じゃあせめてジャイアン役をやらせてくだせェ、アンタをボコるから」
「プリキュアにジャイアンは出てこねーよ!!もう、早くしないと土方さんが──」
土方「・・・・・・A」
言わんこっちゃない、といった表情で一目散に逃げやがった劇団Aの仲間達のおかげで、庭に残されたのは私と土方さんの二人である。どんな敵よりも恐ろしい目付きで私を睨むと、彼は刀をチャキンと抜き取り。
「で、出たわね怪人!」
土方「仕事は、どうした?」
「し、仕事なんか、」
土方「仕事は?どうしたんだ?」
「え、えっと・・・・・・、サヨナラッ!!」
土方「待てコルァアアアア!!」
天下のプリキュアも、鬼には勝てないのであった。
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堕天使(プロフ) - 桜匁さん» おはる!!!返信遅くてごめんね、ありがとううう!!!!!もう夏といえば強化合宿、よりも夏といえば金太郎で行きます女隊士は(白目)コメントくれるだけでとんでもなくうれぢいよッ心からいつもあじがどヴと言いたいらヴ、期待に応えられるように頑張りまくるね!!!!!! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - 私に出来るのは、これくらいの事しか無くて申し訳ないけれど、これからも更新頑張って!!! 毎度毎度の如く、応援してます!!! 最後に言わせて下さい。「この小説最高ッーー!! 尊すぎるうううう!!!」()。毎度の長文とお目汚し、失礼しました〜! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - ててて、てんちゃん!!!!! ついに、ついに!! 続編おめでとうございます!!!! 相変わらず、神谷ちゃんが天使。通常運転でニヤニヤしてしまいました……!! 金魚の金太郎(三代目)ですね、私も取りに行きます。(真顔)。 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2019年5月21日 21時