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4005話 ページ24

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世界は、朝を迎えていた。
じっとりと汗ばんだ身体が不快感を催している、決して清々しいとは言い難い朝が、開けた視界に飛び込んできているのである。どういう経緯でこんな如何わしい部屋のベッドで目を覚ましたのかを遡っても、記憶がしっかりとすっ飛んでいるせいで何も思い出せずに頭を抱えていると。



沖田「あ、Aさん起きてまさァ」

土方「お、やっとか」



開けっ放しの部屋の出入口から見覚えのある男二人が登場して、ゆっくりと身体を起こす。「おはよう、ございます」と挨拶すれば「身体に異変はあるか?」と土方さんに問われた。



「異変?」

沖田「具合は?」

「具合?え、二人してなんのこと言ってんです?」



結論から言ってしまえば、身体に異変などないし具合も頗る快調なのだ。思い当たる節が皆無なので、どうしてそんなことを聞いてくるのかが分からず首を傾げていると土方さんは「気分悪くねーなら良いんだ」と言って部屋を出て行く。



「私、どうして此処に居るんだっけ?」

沖田「あり、覚えてねェんですかィ?昨晩突然、真選組辞めて吉原で遊女になって大富豪と結婚するって言い出して、この店で働き始めたんですぜ」

「エッ」

沖田「そんで初めてのお相手が土方さんだったんでさァ」

「ハッ!?」

沖田「じゃ、俺ァこれで」

「オイちょ、待っ、」



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設定タグ:銀魂 , 女隊士   
作品ジャンル:ギャグ
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堕天使(プロフ) - 桜匁さん» おはる!!!返信遅くてごめんね、ありがとううう!!!!!もう夏といえば強化合宿、よりも夏といえば金太郎で行きます女隊士は(白目)コメントくれるだけでとんでもなくうれぢいよッ心からいつもあじがどヴと言いたいらヴ、期待に応えられるように頑張りまくるね!!!!!! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - 私に出来るのは、これくらいの事しか無くて申し訳ないけれど、これからも更新頑張って!!! 毎度毎度の如く、応援してます!!! 最後に言わせて下さい。「この小説最高ッーー!! 尊すぎるうううう!!!」()。毎度の長文とお目汚し、失礼しました〜! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - ててて、てんちゃん!!!!! ついに、ついに!! 続編おめでとうございます!!!! 相変わらず、神谷ちゃんが天使。通常運転でニヤニヤしてしまいました……!! 金魚の金太郎(三代目)ですね、私も取りに行きます。(真顔)。 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:堕天使 | 作成日時:2019年5月21日 21時

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