【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

３５１８話 ページ7

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近藤「じゃあ、トシから順に連絡事項を頼む」



結局、沖田は矛先が一致した僅か数秒後に襖を開けて「おはーっす」と何事も無かったかのように自らの席についた。刀を抜く寸前の我々二人を力ずくで止めに入った近藤さんは、平然と会議を始めて報告会へと移す。



土方「･･･かぶき町三丁目の路地裏で起こったひったくり事件の犯人を指名手配する動きを進めてる。聞き込みによると、常習犯である可能性が高い」

「被害者は全員、老人でしたっけ？」

土方「ああ。走れねェような老人ばかりを狙って、財布の中身を抜き取り、その後は川に捨ててる」

近藤「たしか、目撃情報が十分揃ってたよな？どうしてこうも足取りが掴めねェんだろう」

沖田「変装でもして性別変えてんじゃねェですかィ」

「「あ〜」」

「頭良い」

近藤「頭良いな」

土方「二人して感心すんな」



その後も着々と連絡事項を述べた土方さんは「以上だ」と見ていた書類を畳の上に置き直す。次は私の番であった。



「えーっと、まず。私のゲーム友達が南の島に住んでるんですが、その人から箱でパッションフルーツが送られてきました」

土方「確実に今言うことじゃねェだろ」

「いーや、立派な事件です」

土方「･･･言ってみろ」

「その中身がグロテスク過ぎた事件簿です」

土方「よしよし。表出ろ」



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