【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

３５５２話 ページ46

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☆ 坂田side ☆



シュークリームの入っていた箱が空になった頃、何気なくつけていたテレビ画面にとある情報番組が『空前のバイオリンブーム』と題して特集を紹介し始めた。

何でも、最近の若い連中にはバイオリンやピアノなどの楽器を演奏出来るのがカッコイイという風潮があり、その姿を自慢してネットで話題になるという一連の流れがあるのだとか。



新八「確かに、バイオリンやピアノが弾けたらカッコイイですよね」

坂田「そうか？最終的に自慢して女にモテようとしてたら下心見え見えでカッコ良さなんざ半減すんだろ」

桃太郎「同意見っス。そもそもバイオリン弾ければモテるなら、俺も今頃モッテモテですし」

神楽「おまえ、バイオリン弾けるアルカ？」

桃太郎「･･･まあ、嗜む程度スけど、楽器は全般出来ます」

「「「･･････」」」

桃太郎「どういう表情スか」



さり気なく自慢をぶっ込んできたコイツ。
そういやコイツもそれなりのお坊っちゃまだったと、どこかで聞いたことがあるような気がする。Aという大き過ぎる存在の影のせいで、その印象は薄れてしまっているけれど。



新八「実は百瀬さんって何でも器用にこなしますよね」

坂田「言われてみりゃ、スペックは高ェ」

神楽「銀ちゃん大敗北アルナ」

坂田「コイツと比べるとか悪意あり過ぎない？」



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