【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

３５４１話 ページ30

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「お、おかえりなさい土方さん」

土方「･･･何してんだ、揃いも揃って」

「日光浴です」

土方「嘘丸出しじゃねェか」

「桃太郎、お前のせいでバレちゃったじゃ〜ん。よし、罰として腹切ろうか」

桃太郎「くっ･･･姉貴のためなら、この命･･･」

ミンミン「ツッコミ不在でブレッブレ」



暑さにより汗で湿った前髪を掻き分けながら「何を企んでやがんだ？」なんて疑惑の目でこちらを見るものだから、別に隠す必要も無いと踏んで私は再び拡声器を手に取った。



「拘束ッ！！」

桃太郎「はいッ！！」

土方「はァ！？ちょっ･･･」

「没収ッ！！」

ミンミン「はァい！！」

「くすぐりッ！！」

山崎「結局採用なの！？」

土方「テメッ･･･ら･･･！！」

「題してェ、『一に拘束、二に没収、三四でくすぐり、五にくすぐりの刑』だァ！！」

近藤「無茶苦茶だ･･･」



帰宅した土方さんの隊服からは、確かに煙草の煙の匂いがする。それは髪の毛にまで染み込み、こんな暑い日なのでその気温にむしゃくしゃして吸ったに違いないと確信したのだ。

ご存知の通り、くすぐりとは割と嫌な罰の上位に食い込むくらいに苦痛である。デコピンなどと比べれば、その差は歴然。デコピンは嫌な罰ランキング三十二位くらいだろう。



「土方ァ！！今日が何の日か、言ってみろォ！！」

土方「･･････ッ！！」

近藤「喋らす気全然無いね！！」

「今日はなァ！！･･････貴様の命日だァ！！」

近藤「やっぱり殺しちゃってるし！！」



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