【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

３５４０話 ページ29

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桃太郎「人を雇うとかどうスか？そこら辺の無職とか探して」

ミンミン「でた、金持ち発想」

原田「何でもかんでも金で解決かコノヤロー」

「いやあ、私もそれ思ったんだけどさ」

ミンミン「でしょうね」

「でも、あれじゃん。恋に落ちる可能性、あるじゃん？」

「「「無ェよ！！」」」



見ず知らずの誰かが禁煙チェックの為だけに土方さんに付きっきりになってしまうと、きっと性別の垣根を越えて駆け落ちする。つまり、第三者が加わるのは避けたい。いや、勿論土方さんがそれを望むのであればそれにするし、土方さんの恋愛応援プロジェクトでも発足するのもこの際良いのかも知れないが。

けれど恐らくずっと隣で見られているのは、流石に生活に支障が出てしまうので、今回は見送ろう。



「私達の目的は、煙草を止めさせることです。罰はほんのおまけなんです」

近藤「さっきと言ってること変わっちゃったよ」



本末転倒なんて言葉は気にせずに、ただひたすら禁煙デーに相応しいアイディアを生み出そうとしていると、一人の隊士が「副長、帰ってきました！！」なんて小走りで報告しに来た。
まずい、バレることこそまさに本末転倒中の本末転倒だ、とか矛盾を抱えた本末転倒な台詞を吐けば。



沖田「分かりやした。ここは一先ず俺に任せなせェ」

「な、何か手があるってのか･･･？なら言えよ先に！！」

沖田「まずはこの『だれでも簡単！人殺しキット』を使用しまさァ」

「だから殺しちゃだーめだって！！」



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