【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６９

３２７１話 ページ38

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☆ 桃太郎side ☆



姉貴へのポエムを書き始めたら、三時間が経っていた。
ふう、と一息ついて、目を休ませる事に決める。



桃太郎「心を落ち着かせたら、また筆を持つ手が止まらないな･･････って、姉貴！？」

「んー？」

桃太郎「な、なななな、何で此処に！？つか、何でそれ見てるんスか！！光速過ぎて気配すら気付かなかったんスけど！？」

「私の気配を気付かないなんて、君の感覚も鈍ったもんだねえ。初登場シーンからやり直せ」

桃太郎「それだと姉貴と歩んできた軌跡が」
「誰もお前と歩んでねえわ」



真顔でノートを黙々と見つめる姉貴が、可愛いくせに恥ずかしい。写真に収めたいけれど、そんな余裕は無い。というか、本当にどうして此処に居るのだろうか。



「私への愛を語ったポエムを見られるのは、お前でも流石に恥ずかしいのか」

桃太郎「あ、当たり前じゃないっスか！！ちょ、ホントに返してくださいよもうっ！」

「お前の羞恥心が微かに正常だったのが知れて驚きしかねえわ」

桃太郎「俺にも羞恥心くらいあります」

「ねえだろ、馬鹿だもん」

桃太郎「馬鹿関係ないです」

「あっごめん。とびっきりの馬鹿の間違いだったね」

桃太郎「めちゃくちゃ煽ってきますねどうしたんですか」



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