【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６９

３２６６話 ページ33

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土方「本当にテメェはどこまでも馬鹿だな！！馬鹿やってねェと死ぬのか！？いっそのこと死ね！！」

「まぁまぁそんなに怒らずに。心の中では説教しまくって嫌われたりしたらどうしようとか思ってるくせに」

土方「近藤さん、コイツ殴って良いよな」

近藤「承諾得てから殴ろうという心構えは褒めたいところだけど、女性に手を上げるのは見過ごせないな」

「だァってさ」

土方「クソ！！」



無事検問が終了した僅か七分後。
パトカーに乗り込み、さあ貰ったシュークリームを食べながらブラックコーヒーを飲んで、ゆったりと屯所へ帰ろうと思っていたその時、突如土方さんにそれを止められ、今に至る。

どうやら、缶コーヒーをくれた男性がひったくり事件の犯人だったらしい。そして、シュークリームをくれたおじさんが、轢き逃げ犯。

やたらと物をくれたと思ったら、逃げ延びる為に誤魔化しているだけだったのだとか。まんまとそれに引っかかった私を、説教しているという訳なのである。



「"貢がれて、冬"ではなくて"怒られて、冬"だったんですね」

近藤「相手はもみ消す気満々だったけどな！」

「我が身の問題、なかったことに、ですね」

近藤「上手い！」

土方「喧しいわ！！お前の存在ごとなかったことにしてやろうか！！」



怒鳴られて、冬。



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