３２０１話 ページ16
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☆ 沖田side ☆
奇跡を何度も起こす癖して、悲劇を避けられないのは何故だろう。そんな真選組の変な性質に頭を悩ませながら、眠る近藤さんを見つめた。医師の話によれば、肋骨に弾が当たって心臓だけは守られたとか何とか。兎に角"奇跡的に"命に別状は無いらしい。
米澤はそれを聞いて颯爽と屯所へ戻った。
･･････特に自分を責める事も無く。
実質、近藤さんが撃たれて機能していない今のトップは土方だ。だがソイツからの指示は未だに皆無。何をダラダラとやってやがるのか。
命令されていないのだから、自分の考えで動いても背いた事にはならない。いざとなったら。
沖田「･･････」
自身の最大の武器は、頭脳でも行動力でもない。圧倒的な戦闘力だ。真選組随一と言われる程の剣の腕前、斬り込み隊長の名に相応しい潜り抜けてきた戦場の数。ならばそれを活かした俺なりの方法で、敵をぶっ潰すのが一番手っ取り早い。
隊士一人一人を虱潰しに脅して、吐かせてしまおう。物騒だし多少気は引けるものの、事件を円滑に解決に導くにはこれが最善の方法だ。
信用出来る人間が限られているこの状況で、近藤さんから離れるのは危険だが。俺は、心臓を狙えなかったのではなく、敢えて狙わなかったと踏んでいる。
つまり、俺が離れる数時間、目の前に居る彼が目を覚まさなければ、再び危険に晒される可能性は低い筈。
沖田「･･････すぐ、戻って来やすから」
立ち上がると見えた窓の外は、雪が降り積もっていた。
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堕天使(プロフ) - 今回のシリアスは、話が話なだけに皆様の反応が心配で心配で、コメントを見るたびに励まされて頑張ろうってなって、なのに更新しないでコメ返もしないで放置して…反省します。これからもハラハラドキドキさせられるように、頑張ります！！！！よろしくお願いします！！ (2018年3月19日 14時) (
レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 要約するとひたすらありがとうでいっぱいです。ありがとうございます。コメントが来る度にちらちら見てました(何故返さない)リクエスト、了解致しました、それこそ遅くなりそうですが気長にお待ちください…(頭抱え) (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 皆様、たくさんのコメントありがとうございます！そして、返信するのが遅すぎて一括でやるはめになってしまって申し訳ございません。一人一人返したいのは山々なのですが、連続で操作すると占ツク自体が重くなりそうなので今回は気持ちだけお家に訪問してるつもりで… (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - 文字数ギリギリの長文失礼しました。 (2018年3月6日 17時) (レス) id: 042eec4381 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - タコおおお！！！名前がない隊士が死ぬのとは訳が違う！死なないでえ！またタコ男も含めた真選組のギャグが見たかったァ！これだけ長い小説だからこそ読者である私達もオリキャラへの愛が生まれて、死んだ時の悲しさが増すんだろうなって思ったよ。続編楽しみにしてる！ (2018年3月6日 17時) (レス) id: 042eec4381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使
| 作成日時：2018年2月10日 17時
