【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６５

３０８９話 ページ48

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「わ、私だって成功するつもりだったし！？別に失敗しようと思って失敗したわけじゃないし！？ねえ、ロリータ！」

神楽「おっちゃん団子おかわりィイ！」

「おいロリータそれはさっきやっとくれよォ！！」

坂田「どうすんだよ！確実にデコに痣出来たぞ！！寝癖で前髪割れたら痣が丸見えなんて、暫く外歩けねェんだけど！？」

「何ですかその女子高生みたいな悩みは！アンタが前髪割れるとか気にすんなよ！つーか痣出来たんなら私は満足です！あと木刀を下ろせェ！」

坂田「テメェをボコらねェと気が済まねェんだよこっちァ！！お前こそ刀を下ろせバカヤロォ！！」



街中で刀を振り回した隊士が居るなんて知られては、始末書が追加される。それでなくても電信柱をぶっ倒して停電にさせているのだから、考えただけで身体が震えた。



坂田「大体何のつもりでこんな事したんだよ！アレか！！まだ根に持ってんのか木刀で支えたこと！」

「そら根に持つだろォが！見ろこの痣を！しかもそれを公衆の面前で晒されてるナウなんだぞ！？」

坂田「晒されてるんじゃなくて晒してんだろうが！！」

「うわ！いやらしい目で見られてる！逮捕すんぞコルァア！」

坂田「情緒不安定かよ！？」

「まあ依頼人をいやらしい目で見るような人間ですし、そりゃこんな美女がお腹晒してたら見ますよね！！あー気持ち悪ィ！！」

坂田「テメェ今、自供したの分かってる！？」



刀と木刀が強く当たり、風を切る音も聞こえる。でもそれ以上に大きな声で口論しているので、周りの人間は避難を始めた。
だが知ったこっちゃない。私は今この男に復讐を仕掛けて失敗をしたという事実を、有耶無耶にしたいのだ。



坂田「ははーんなるほど！アレだな妬いた訳か！どうせお前ら尾行してたんだろ！！」

「誰が妬くかァアアア！！ヤキモチなんざ妬くくらいならアンタを丸焼きにして食っちまうわ！！」

坂田「いやいや恥ずかしがらなくても良いんだぜェ、そうかァ、お前ヤキモチ妬いたのかァ！ヤキモチ妬いちゃってたんだァ！！お？顔赤ェけど？Aチャンにも可愛いとこあんのな！」

「テメェ、本気で殺すッ！！」



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