【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６５

３０６６話 ページ25

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「ライオン、シャチ、クマ、クジラ、ゴリラ、カバ、サイ、ゾウ、キリン、子猫、アリ、ゴキブリ、アナコンダ･･･」



兎に角、個人的に最強だと思う動物を一人一人に言わせてみる。理由はその後に聞こうと考えていたのだが、何故か明らかに可笑しい動物が一匹紛れ込んでいる。北斗の拳の世界にピカチュウが迷い込んだようなものだ。



「俺から一つ良いですか」

「どうぞ」

「大きさは同じにしてくれますか」

「うーん･･･まあ、そうじゃないとアリとか説明つかないし･･･でも、だとしても子猫はちょっと可笑しいかな」

ミンミン「どうしてよ！！あの可愛さ、最強じゃないの！！」

「言ったのお前か！！」



確かに子猫は可愛い。けれど、今回はそういうつもりでは無かった。「最強の定義なんて言ってないでしょ！？」と主張するミンミンに、最初に言っていなかった自分が悪かったのかも知れないと思い、謝ろうとしたその時。
桃太郎はマジックペンを握り締めて言った。



桃太郎「可愛さの事を言うのなら･･･最強なのは子犬だ」

「流石、根っからの犬気質」



そして、桃太郎の一言のせいで犬派と猫派の戦争が勃発してしまう。何度も言うが私はそういう話をしたい訳では無いのだ。



桃太郎「圧倒的に子犬だろーが！！わんこって呼ばれ方も飼い主に従順なのも人懐っこいのも全てが可愛い！！」

ミンミン「それを言うならにゃんこだって可愛いでしょう！？飼い主に冷たい感じも見下しているようなあの目も全てが愛らしいじゃない！！」

タコ男「出てくんなドM！！」

ミンミン「なーに？タコ男ちゃんまで犬派なの！？」

タコ男「わんわん派だと言え！！」

ミンミン「何が変わるのよ！！」

タコ男「親しみやすさと時に見せる本能のギャップを表しとんねん！！それに比べてにゃんにゃんはどやねんな、あン！？完全に如何わしいやろがい！！」

ミンミン「それはアンタが変態だからよ！！」



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