【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６４

３０１１話 ページ18

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☆ ミンミンside ☆



「はなこちゃーん仕事仕事！え？デート中彼氏の鼻毛がずっと見えてた？ダメウーマン」

坂田「いや何でだよ、悪いの彼氏だろ」

「いくら彼氏でも触りたくない所はある、うん当然よね。じゃあ質問です、それを見た時自分はどうするべきだと思う？」

坂田「･･････つか何この音楽」

「放っとかない、抜くの」

坂田「知らねーよ！！」



このネタを見た時、あたしは三つの意味で楽しめた。一つ目はAちゃんが徹夜して必死に考えたのだとしたら、物凄く愛おしさに満ち溢れている所。
二つ目は可愛らしいけど、旦那のツッコミありきな所。三つ目はもう既に飽きていて、口いっぱいに唐揚げを詰め込んでいる総くんの圧倒的な可愛らしさ。この三つが、ネタの上に重なって更に面白い。そうあたしは感じていた。

正直Aちゃんはこの手の類のものは苦手だと思われる。一発ギャグも、即興コントも何一つ面白くはなかった。でも、三つが上乗せされる事により、0に近い面白さが百になる。

まあ、つまりはネタ自体の面白さは感じないという訳だが。総くんは可愛いし、そもそも元ネタ知らないし、何かよく分からないのが更に良さを出しているのでは、と。



「だって鼻の中に鼻毛は何本あると思ってんの？」

坂田「だから何この音楽！！」

「私も知らない」

坂田「知らねェのかよッ！！」

「だから数えて？」

坂田「結局鼻毛の本数知りたかっただけじゃん！！」



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