【黒子】赤司家の妹がグレました。

No.15「赤司くん、そのセリフもう67回目ですよ」 ページ16

それからというものの。

赤司は気持ち悪いほど落ち込み、気持ち悪いほど妹の自慢をしてくる。まあ元からなのだが。



「なぜだ…なぜだ緑間、俺はAのためを思って…」

「赤司くん、そのセリフもう67回目ですよ」

「なぜ数えてるのだよ黒子」



「あれからちゃんと真新しい全く同じものを渡しにいったのに…」

「どんな風に渡したんスか？」






【おい】

【…】

【おいといっている。お前は人の声すら聞き分けることのできないほど脳を腐らせてしまったのか？声を聞き分けて振り向くことなんざ犬でもできるぞ。お前は犬以下だな】


【…】

【まあそんなお前にも、…なんだ、その、この間の侘びとして一応、これを】

【…はぁ？】

【この俺が侘びとして持ってきているのだ。存分に使え。もう二度と余計な行動をして壊されないように気をつけることだな】

【死ね】






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「俺さー、思ったんだけどー、赤ちんて頭いいけどバカだよねー」

「ちょ、紫原っち！そんな本当のこと…」

「黄瀬、もういいのだよ」

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