【黒子】赤司家の妹がグレました。

No.12「機種変更、だと…！？」 ページ13

翌日。昨日妹が夜遅くに帰宅したことに心配と不安とイラつきが募る。


僕の妹は大丈夫なのだろうか。




「…し、かし、ぁかし、」



何かトラブルでも起きたのだろうか。俺は確にあの子のスマホにGPSをつけてるはずだが！？
なのに昨日いきなりそれが途絶えた。やはり何かのトラブルに巻き込まれたのだろう…
あああの子の顔や体に傷が付いてないかき「おい、赤司。」ちんと確認を取るべきだった。

いやしかし待てよ。昨日あの子を廊下で見たが髪の毛の色が金だったのは気のせいか！？
なぜだ…どんな非行に走ろうとも「聞いているのか赤司」髪の色だけは染めない子だったのに…



「赤司！」

「はっ、！……なんだ真太郎か」

「なんだとはなんなのだよ。さっきからため息と念仏が止まらないのだよ」

「そうだそうなんだ真太郎聞いてくれ。昨日の遅くに妹が帰ってきたんだが、髪の毛の色が変わっていた…！それにGPSが繋がらないんだ。電話もしても繋がらない。一体何が…」



「そりゃ繋がるわけないっしょー。昨日は俺たちとマジバにいたんだしー。」

「ちょ、むっくん！」



…な、に？


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「そうか…つまり夜分遅くまで俺の可愛い妹をたぶらかしていたのはお前たちだったと」

「ま、待ってくださいッス！それは考えすぎッスよ」

「そ、そうだよ！夜遅くまでっていっても、一緒にご飯食べていただけだし…それに夕方の7時頃にはどこかに言っちゃったし…」


「本人は機種変更をしてくると言っていました。電話が繋がらないのはそのせいではないでしょうか？」




.



機種変更、だと…？


俺と、俺とお揃いの赤いスマホが…



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