story.*・゚11.:*・°☆. ページ12
はぁ〜あ....
ホント、朝は散々だったや....
ってか、今更だけどなんで征君は髪の色赤いままなんだ?
「ま、今度きーてみっか....」
つまらない授業に呑気なことを考えていると。
「....」
『....?』
なん、だろ
名前も知らない女子に睨まれ、背筋が固まった。
....なーんか、やな予感....
――――――――――――――――――――
キーンコーンカーンコーン
「ねえ、Aちゃん、だよね?ちょっとこれからトイレについて来て欲しいんだけど」
予感的中。
授業の合間の5分休み、意地悪そうな顔の女子共が話しかけてきた。
『....まあ、ついてくだけならイイけど』
何の用かは大体予想出来る。
.
.
バシャアァァ
『・・・』ポタ…ポタ……
私の髪から滴り落ちる雫。
それと同時に顕になる私の髪色。
トイレのドアを開けるや否や私に被せられた水の入ったバケツ。
....こういうことは前にもよくあった。
「あんたぁー、赤司様に馴れ馴れしくてウザイのよねぇ」
「そうそう、赤司様と一緒に登校とか百年早いっつのwww」
そう、単なる恵まれない女の"嫉妬"。
(征君、もう早宗教を作ったんだなw)←
前の私だったら一人で泣きじゃくっていたが、今は違う。
ドンっ!
「きゃあっ!?何すんのよっ!」
リーダー格の女を押し倒し、その腹に乗る。
『ふ〜ん、私がウザイんだ〜♪
....だから何?』
一オクターブ下げてそう言うと、女は肩をビクッとさせた。
『悔しかったら私から奪ってみなよ?
案外簡単だよ?w
その体を使えばさぁ〜』
ツツーっと女の鎖骨辺りを指でなぞる。
「....っ!?どきなさいよこのクソ女ァ!!」
スッ
『ま、赤司を振り向かせたいなら精一杯誘いなよ。』
どうなっても知らないけどね。と付け足しトイレから出る。
.
『はぁ....とりあえず服....』
保健室に向かおうと角を曲がった時、
『....!?』
「....っ!A....!?」
今一番会いたくない奴に会ってしまった。
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まめたま(プロフ) - ルナさん» 少しでも楽しみだと思ってくれれば嬉しいです!!ありがとうございました!!! (2015年4月5日 20時) (レス) id: 5a4efad696 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - どうも!はじめまして!読んでるととてもわくわくしますね!これからも、頑張ってください! (2015年4月5日 13時) (レス) id: d3e8c64e1a (このIDを非表示/違反報告)
まめたま(プロフ) - リンゴさん» マジですかΣ(゚д゚;)嬉しいです!ありがとうございますm(_ _)m! (2015年3月28日 0時) (レス) id: 5a4efad696 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - おもしろすぎて何回も読み返しちゃいました(^^;)(;^^)続きが楽しみです(#^.^#) (2015年3月27日 11時) (レス) id: 8c2c382084 (このIDを非表示/違反報告)
まめたま(プロフ) - くろにじっちゃんさん» うおおおおぉぉぉ!!!ココちゃんこんなの見てくれてありがとぉぉぉぉおおう!!!おう、頑張るよ!!出来るだけ消さないようにするね(^ω^;);););) (2015年3月23日 21時) (レス) id: 5a4efad696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウィーたん☆ x他1人 | 作成日時:2015年1月17日 17時