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【56】志麻side ページ20

さ「福岡には1泊2日で泊まる感じ?」

セ「春ツがあるからなぁ。その合間を縫って泊まることを考えると、それくらいの期間になるやろうな」


「ホテルも予約しておかんとな…」と呟きながら、スケジュールと睨めっこするセンラさん。
「Aの家に泊まりに行くのはダメなん?」とその隣で首を傾げる坂田。


家に泊まる、かぁ…
一番いいのはそれなんだが…


し「Aの家族もいるからなぁ。流石に成人男性4人が押しかける訳には行かねぇだろ」

う「親御さんに不審がられて、通報されるのがオチだろうな…」


俺に続いて、うらたさんは苦笑いを浮かべながら呟く。

「お祝いに行って通報されるのは嫌やな!」とセンラさんは少し赤くなった顔をして笑った。
どうやら酔いが回ってきたらしく、少し饒舌になっている。


さ「じゃあ、俺らの泊まるホテルにAを招待するってこと?」

し「多分そうなるやろうな。まぁ、合格発表があるまでホテルの予約を取ることは出来んけどな」


「そっかぁ」と呟くと、坂田はご飯を頬張る。美味しそうに食ってんな…

それを横目にコップを口に運ぶと「志麻くん、お酒おかわりしますか?」と空になったコップを持ったセンラさんに声をかけられる。
残りのお酒が少なくなったため、センラさんの言葉に甘えて追加注文をする。

「程々にしとけよー」とうらたさんが声をかけてくれたが、多分センラさんは手遅れやろうな…
そんなことを考えながら、新しく運ばれて来たお酒に口をつける。



.



その後も大まかではあるが福岡に行く予定を話し合った。
途中でセンラさんの酔いが完全に回ってしまった為、話し合いは中断となり、手がつけられなくなる前に居酒屋を出た。
ちなみにセンラさんは今日、俺の家に泊まることになっている。

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設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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八重桜(プロフ) - ゆみかさん» 初コメありがとうございます!やはりうらさんでしたか…(白目)教えて下さりありがとうございます!更新は遅めですが、頑張ります! (2020年3月12日 3時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみか(プロフ) - 初コメ失礼します!確かうらさんって読んでいた気がします!とっても面白いのでこれからも頑張ってください! (2020年3月8日 13時) (レス) id: bac69d1b88 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - そらるなさん» コメントありがとうございます!楽しんで貰えたようで嬉しいです!これからも更新頑張っていきます! (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - over the rainさん» いつもコメントありがとうございます!無事に更新できました(汗)これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
そらるな - 最初から見ました!  すっごく面白かったです。  更新頑張ってください! (2020年2月15日 18時) (レス) id: 4a84e506c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年9月23日 4時

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