プロローグ5 ページ6
その頃駅では、
?「あ、いた!おーいA!」
『千鶴!久しぶり!』
千鶴「久しぶり、じゃないよ!時間になっても集合場所にいなかったからめっちゃ焦ったんよ!」
『ごめん、ごめん。ちょっと落し物を見つけてね。それを持ち主に渡してたの。』
千鶴「相変わらず、人助けか。お人好しも程々にしておきなよー。」
『はーい!』
志麻の落し物を拾った女の子、Aは先程とは打って変わって明るい声を出し、一つ上の従姉妹、千鶴と会話をしていた。
千鶴「…何か嬉しそうだね。いいことあったの?」
『あ、バレた?実はねー、落し物の持ち主さん、もしかしたら同じcrewさんかもしれないの!』
千鶴「くるー?…あぁ、あの『浦島なんちゃら』ってグループのファンの名前だっけ?」
『その通り。ちなみに「浦島坂田船」ね。女のcrewさんがいるのは知っていたけど、男のcrewさんもいるのを知って、ちょっと嬉しかった。男性にも認められているんだなぁって。』
千鶴「自分のファンって訳じゃないのに、よくそんなに喜べるねー」
『だって、自分の応援しているものが、他の色んな人にも応援されているって分かったら、嬉しくない?』
千鶴「まぁ、分からなくはないけどね。」
苦笑いを浮かべつつも共感する千鶴。
千鶴もまた、ジャンルは違うが声優を応援しているため、Aの気持ちが分かるのだ。
『また、会えるかな?男性crewさんに。』
千鶴「会えるんじゃない?明日、ライブあるんだし。そのためにAはこっちに来て、私の家に泊まりに来たんでしょ?その、男性クルーって人たちもライブに来るじゃないかな?」
『そうだね。また、会えたらいっぱい喋りたいな。』
千鶴「一応、忠告しとくけどその男共には十分注意しなよ。何するか分かったもんじゃないから。」
『分かってるよ。そこはちゃんと、気をつける。』
千鶴の過保護にAは苦笑いを浮かべながら、千鶴の家に続く道を進む。
千鶴の家にたどり着くと素早くシャワーを浴び、明日のライブを楽しみにしながら早くに眠りについた。
この偶然の出会いが、すべての始まり。
楽しくて、幸せで、賑やかな日々の幕開けです。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆
自分で書いていて、こんなこというのは変なんですが、プロローグ長い…!疲れた!
ここまで、お付き合いありがとうございます!
ここから先は基本、夢主視点となります。
引き続きよろしくお願いします!
512人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
八重桜(プロフ) - 坂田家@ななみさん» 突然の告白ありがとうございます(笑)楽しんでいただけているようで嬉しいです。ぜひ充実した青春をお過ごしください(( 頑張って更新していきます! (2019年9月22日 18時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
坂田家@ななみ - 好きです(((唐突 いつも楽しみにしています! 私はまだ中学2年なので青春はこれからなのだグヘヘ(((殴 これからも頑張ってください! (2019年9月22日 12時) (レス) id: 2a6ac8898b (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - もこ。さん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようで、とても嬉しいです!自分もあまり青春らしいことを経験してこなかったので、せめてここでは…と思い、楽しんでいる夢主さんを書いてみました。ちゃんと完結できるように更新していきます! (2019年9月19日 4時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
もこ。 - 初めまして。自分は学生ではないのですが、ウキウキとしてしまいました。青春というものをしてこなかったので、最初からキュンキュンしてしまい、夢中になって虜になりました!これからどんな風に進むのかが楽しみで、唯一の癒しになりました。応援してます (2019年9月18日 19時) (レス) id: 180e559c34 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけているようで何よりです!コールのご指摘もありがとうございます。後ほど修正いたします! (2019年9月17日 18時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:八重桜 | 作成日時:2019年9月4日 4時