【銀魂】坂田銀時が好きすぎて 短編集

強がる優しさ ページ8

A「銀ちゃんー、デートしよーよー」


ソファで寝転がりながらジャンプを読んでいる銀ちゃんに問いかけた



銀時「俺はーAとー、布団で寝たいなー」



A「ド変態め」





銀時「相変わらずピュアなこって。
で？デートはどこに行きたいの？」



A「あのね、お化け屋敷にいってみたい「A」



突然、低い声で名前を呼ばれて変な緊張をする



銀時「お化け屋敷なんていつでも行けるだろ？
また今度にしような。んで他に行きたいところは？」



A「いや、いつでもは行けないよ？」


銀時「いやーいける、いつでもいけるぞA。
お化け屋敷なんてアレだからね、コスプレしたオッさんが入ってる屋敷だからね。お化け屋敷じゃなくてオッさん屋敷だから」



A「それはもはや違う屋敷だよ銀ちゃん」



もしかして



A「銀ちゃん、もしかしてお化け怖い..「いやいやいやナイナイナイ！怖いとかありえないから、まずお化けなんてこの世に存在しないからね！行けるよ？行けるけど、もっと楽しめる場所があるんじゃないかなーって、そう、俺はそういうことが言いたかったわけで」



A「じゃあ、お化け屋敷、いこうね」




銀時「いや、でも「だって余裕なんだよね？？
怖い時目を瞑ってるから、銀ちゃんよろしくね？」



銀時「.......ハイ」



若干銀ちゃんをいじめたのだが



強がって全く弱みを見せないのだ




怖いなら怖いって言えばいいのに....



A「ほんとにお化け屋敷でいくよ？」




銀時「あー、おぅ、そうだな、場所わかんねーからよろしくな」


A「銀ちゃん、本当は怖いんでしょ？？」



銀時「いやいや、だから怖くないって「なんで言ってくれないの」


A「私に、そんなに知られたくないかな、私、銀ちゃんのこともっと知りたいよ...」



怖いのに一緒に行ってくれようとしたこと



銀時「えーっと......ごめん、泣くなよ、な？」




銀時「正直、
幽霊とかはすげー、その、苦手、なんだけど、Aがそういうの行きたいなら我慢するっつーか。Aが喜ぶなら行っていいかなと思ったわけよ」



私を気遣ってくれたのも知ってる



A「銀ちゃんの強がり、アホ、大好き」



銀時「うるせーよ。俺のがAこと好きだから。なめんなよ」




私の彼氏はビビリで優しいのだ

お兄ちゃんポジ→←惚れました 2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す