【銀魂】坂田銀時が好きすぎて 短編集

これは恋ですか？ 1 ページ13

A「あ！先生おっはー！」



銀八「おっはーじゃねえよ、先生には敬語を使いやがれ敬語を」



A「はいはいお早う御座いますぅ〜」



銀八「ムカつく言い方してんじゃねえよ、ほら早く行かねーと遅刻すんぞ」



A「いや、そのセリフそのままバットで打ち返すよ」






私たちは、自転車と原チャリで信号待ちをしているところだった




私は門に立ってる教頭に怒られ




るかと思いきや、銀八先生が一緒だったから、生徒と一緒に遅刻して教師として恥ずかしくないのかー的な感じで、銀八先生のほうが怒られてた


私的にガチで怒られなくてラッキーと思いきや




A「遅刻くらいで罰掃除って....」




銀八「お前何回遅刻してると思ってんの？週4だぞ、いつまでも黙ってられるか」



神楽「Aー！先帰ってるアルよー！」




A「神楽手伝ってくれてもいいよ〜！！」



絶対聞こえてたよね




絶対聞こえてたのに無視したねあいつ



沖田「おい遅刻魔」



振り向くと顔に空のペットボトルが投げつけられて



沖田「それゴミでさァ、捨てといてくだせェ」




A「自分で捨てろよぉお！！！！」



みんな酷い




銀八「随分な扱いだなオイ」



A「あいつら全員留年にしてください」


銀八「いやお前が一番留年の道通ってるから、お前が一番出席日数やばいから」



A「NOォォォォ！！」



銀八「アホだな」


A「先生は手伝ってくれないんですか..」



窓際に座ってジャンプを読んでる先生に助けを求める



1人で教室掃除は時間かかるっしょ！


銀八「しねーよ、せいぜい反省しやがれ、俺はお前の監視役」



A「はぁ〜、世の中世知辛〜」



銀八「はいはい手を動かす〜」



黙々と掃除をして、机を半分くらい運んだ頃



銀八「しゃーねーなー、手伝ってやるよ」



頭をかきながら、手伝ってくれた



A「.....ありがと、ございます」




銀八「なんだよ、辛気くせーな、もう遅刻すんなよ。次はぜってー手伝わねぇからな」




A「ほーい...」




なんか



思ってたよりいい奴だった




銀八「おし、終わったな、帰るぞー、もう外暗いじゃねーかまったくよー」



ぶつぶつ言いながらも、私を家まで送ってくれて


くだらない話をしてくれて



夜風に当たる先生が





いつもよりかっこよく見えて

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