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ショッピ視点
Aお嬢様の部屋から大きな音がした。
慌てて部屋に行くとAお嬢様の様子が変やった。
身なりや態度はご当主様から厳しく言われているはずやのに、大股であるいとったし、ネグリジェにはシワがよってた。
毎朝俺がノックをして部屋に入ると優しい声で
『おはよう、ショッピ』
と、声をかけてくれるのに俺の名前すら呼ばへんかった。
最初はふざけてるんやと思った。でも、Aお嬢様は俺がそういうの嫌いやってわかってるはずやから絶対せん。
俺が部屋に入ってからも『君』と、呼んで全く俺の名前を呼ばへんから、記憶喪失やと確信した。
キッチンにある冷蔵庫から氷を取り出して、厚手の袋に入れてお嬢様の頭を冷やす氷枕を作った。
Aお嬢様の部屋に戻る途中にメイド達の話し声が聞こえた。
「ねぇ、聞いた?今朝のあいつの声。うるさかったわよね」
「なんでまだこの家にいるのかしら」
「ご当主様は何を考えていらっしゃるの?」
あぁ、あいつらは昔Aお嬢様の世話をしとった奴らやな
shp「仕事を止めてまでする話がそれすか?」
「ひっ」
「あ、ショ、ショッピさん」
shp「はえ〜。俺の前でAお嬢様の悪口やなんて、度胸があるんやなぁ」
「い、今のは違っ、」
shp「名前なんやっけ?ご主人様に解雇していただくよう言っておくわ」
「え、そんな!許してください!」
「ショッピさん!謝りますから!」
メイド達の声を無視し、その場を離れる。謝るくらいやったら最初から言わんかったらええのになぁ。
と、いうか
『謝る相手が違うやろ』
くっそ、イライラしてきた。煙草吸いたいんやけど、Aお嬢様に休憩時間以外に吸うんは止められてるんよな…。
せや、ちょうどええ。試してみるか。
ポケットの中にライターと煙草があるか指先で確かめてから、Aお嬢様の部屋へと足を進めた。
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ghost(プロフ) - froggy さん» この子がこれから幸せに過ごせるのか、それを楽しみながら見届けてくれたら嬉しいです! (2023年1月3日 23時) (レス) id: cb648d198f (このIDを非表示/違反報告)
ghost(プロフ) - シャドウさん» そう言って下さって嬉しいです!結末ははっきり決めてませんが、もっと面白くできるよう頑張るので楽しみにしていてください! (2023年1月3日 23時) (レス) id: cb648d198f (このIDを非表示/違反報告)
froggy - 主人公くん、どうか幸せに過ごせますように、、 (2022年11月21日 17時) (レス) @page26 id: 6cf2e660e4 (このIDを非表示/違反報告)
シャドウ(プロフ) - 面白い!これからの展開がどうなっていくのか楽しみです! (2022年10月7日 21時) (レス) @page7 id: f166cafd79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ghost | 作成日時:2022年10月4日 0時