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ショッピ視点
『分かった。部屋に戻って準備しておくわ』
と、言って玄関を離れていくAお嬢様。
そのAお嬢様の足音が聞こえなくなってからゾムさんを睨み、胸ぐらをつかんだ。
shp「ふざけてるんすか、ゾムさん」
「何がや」
shp「その言葉をどれだけAお嬢様が待っとったと思っとるんや！」
毎日毎日婚約者やのに冷たい態度をとるグルッペンさんに会いに行って傷ついて帰ってくるAお嬢様。
目をあわせて一言話してくれるだけでええって言ってお嬢様は毎日毎日皇室に通っとった。あいつが来てからさらに冷たなったのにAお嬢様はやめへんかった。
でも、記憶喪失になった今日だけは、俺がどれだけ止めても聞かなかったお嬢様も
『行かない。』
と言ってくれたんや。
なのにこの人は…！
shp「１０年間！お嬢様は待ってたんや！ずっとずうっと！」
でも、俺が一番分かってる。グルッペンさんがお嬢様に振り向くことはあらへんって。
１０年間、ずっと見てきたんや。
shp「そんな嘘ついて、Aお嬢様が傷つくのわかっとるやろ！何が楽しいんや！」
Aお嬢様は幸福なことに記憶喪失でグルッペンさんのことは忘れてる。だから、ワイはあんな人忘れたままでええと思うんよ。
また、Aお嬢様のあんな顔見るのは嫌や。
zm「嘘じゃないで」
shp「は？嘘じゃないわけ…」
zm「本当にグルッペンは会いたいゆうとるで」
ゾムさんの長い前髪の中に少し見える鋭い眼光は嘘をついているように見えへんくて、すごく混乱して胸ぐらをつかんだ手から力が抜けた。
zm「あと、ショッピ。お前にも」
shp「何でワイまで」
zm「戻ってきて欲しいんやって」
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ghost(プロフ) - froggy さん» この子がこれから幸せに過ごせるのか、それを楽しみながら見届けてくれたら嬉しいです！ (2023年1月3日 23時) (
レス) id: cb648d198f (このIDを非表示/違反報告)
ghost(プロフ) - シャドウさん» そう言って下さって嬉しいです！結末ははっきり決めてませんが、もっと面白くできるよう頑張るので楽しみにしていてください！ (2023年1月3日 23時) (レス) id: cb648d198f (このIDを非表示/違反報告)
froggy - 主人公くん、どうか幸せに過ごせますように、、 (2022年11月21日 17時) (レス) @page26 id: 6cf2e660e4 (このIDを非表示/違反報告)
シャドウ(プロフ) - 面白い！これからの展開がどうなっていくのか楽しみです！ (2022年10月7日 21時) (レス) @page7 id: f166cafd79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ghost | 作成日時：2022年10月4日 0時
