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まさかの私の行動がバレバレでなんかすっごく恥ずかしい。
思わずソファーに置いてあったクッションで顔を隠す。
「っ、」
樹「俺はカレンちゃんが好き。カレンちゃんは？」
そっと手に触れ、ゆっくりとクッションをおろした樹くん。
そして私の目を見てまた好きと言った。
私も言わなくちゃ。
「す、好き」
樹「誰が誰を？」
「っ、わ、私も、樹くんのことが、好き…」
樹「俺と付き合ってくれる？」
「よろしくお願いします…」
そう言うと、樹くんはクッションごと私を抱きしめた。
樹「…やっぱこれ邪魔」
「わっ！」
私と樹くんの間にあったクッションはポイッと投げ捨てられ、勢いよく私を抱きしめた。
「樹くん、ちょ、ちょっと苦しいよ」
樹「俺の愛の重さだと思って受け取って」
「苦しくて死んじゃうよー」
樹「恥ずかしくての間違いじゃなくて？」
「……」
私の考えてることは樹くんにはお見通しのようだ。
「本当に下まで送らなくていいの？」
樹「うん、大丈夫」
「じゃあ、また連絡するね」
樹「うん。あっ、忘れ物。」
なんだろうと思った時にはグイッと手を引かれて樹くんの顔が目の前にあった。
樹「キスもーらい」
「っ、///」
-end-
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年11月11日 22時
