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ご飯もお腹いっぱい食べてお酒も飲んでタクシーで私の家に向かう。







樹「おじゃまします」

「適当に座ってて!」







私はキッチンに行き、冷蔵庫からお茶を取り出し、コップに入れ、ソファーに座ってる樹くんの前にあるローテーブルに置いた。







樹「ありがとう」

「タオル取ってくるね!」







私はカバンを持って寝室へ。

今日ずっとカバンに入ってたタオルを取り出した。







「はい、どうぞ!」

樹「ありがとう……手、離さないの?」

「あっ、」







樹くんにタオルを返したらすぐ帰っちゃう気がして、気付いたらタオルを持つ手に力が入っていた。







樹「返してくれないの?」

「かえ、す…」







私はゆっくり手を離した。

樹くんはタオルをカバンに入れた。

コップに入ってた残りのお茶を一気飲みした。

やばいっ、これは帰るやつだ…







「あ、お、おかわりいる?お茶!」

樹「いや、別に大丈夫」

「あっ!美味しいプリンあるんだけど食べる!?」

樹「いや、お腹いっぱいだから大丈夫」

「じゃ、じゃあ、」







どうしよう、何も思いつかない。

一生懸命考えてると、フッと鼻で笑われた気がした。

顔を上げると樹くんと目が合った。







樹「好き」

「えっ?」

樹「俺、カレンちゃんが好き」





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作者名:LALA | 作成日時:2022年11月11日 22時

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