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ライブに行ったあの日からなんかおかしい。
今まで普通に話せたのに樹くんと話すだけでドキドキする。
樹くんのことを考えるとドキドキする。
樹くんがキラキラ輝いててすごくカッコよく見える。
前までは目を見て話せたのに今はそれができない。
ユナ「恋ね」
「こ、恋っ!?」
ユナ「いや、普通に考えてそうでしょ!ついにカレンも恋をしたかー!よし!今日は飲みに行く!?」
「いや、大丈夫、家帰る」
ユナ「付き合い悪っ!私を誰だと思ってんの!?」
「マネージャー」
ユナ「そうだけど、違う!世話焼き姉さんだよ!?」
「それ自分で言う?」
ユナ「まぁ、カレンに好きな人できたことは嬉しいことだし、これでより一層演技に磨きがかかるわね〜!はい!着いた!」
「ありがとう」
ユナちゃんとそんな話をしてると家に着いた。
飲みに行く?とか聞かれた数分後には家に着いてるっていうね。
ユナ「別に私もHIROさんも恋愛反対してないから。むしろ、早くしてほしかったぐらい。相手が誰であろうと私は応援するから、自分の気持ちに気付いたならしっかりその気持ちだけは伝えなさいよ。」
「うん、ありがとう。」
車を降りてユナちゃんにバイバイしてマンションの中に入った。
エレベーターの中でスマホを見ると樹くんからLINEが来てて嬉しくて私の口角は上がった。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年11月11日 22時