Only One Girl 2 (ページ7)

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shogo.

陸「何したんですか？」

『何もしてないですよ。そろそろ時間なので失礼しますね。』

陸「ちょっと待てよ！」

帰ろうとした男の腕を掴んだ陸さん。

俺の後ろで俺の腕を掴んで様子を伺ってるカレンの手はかすかに震えていた。

翔吾「大丈夫やからな」

「うん…」

すると後ろの方からメンバーの声が聞こえた。

北人「翔吾ー、陸さーん、遅いけど……何これ？」

慎「どういう状況？」

壱馬「なんかあったん？」

翔吾「あー、実はな…」

俺が説明しようとした時、今まで温厚だった男が声を荒げた。

『いい加減離せよ！なんもないって言っただろ！』

陸「都合悪くなったから逆ギレっすか？」

『その女も何も言わないってことは何もねぇんだよ！さっさと離せよ！』

壱馬「はっ？」

あかん、あかん。

俺も含め今ココにおるメンバーがこの男にカレンを“その女”呼ばわりされて怒っとる。

特に壱馬はカッチーンときてしまったようだ。

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