Only One Girl 2

慣れてる ページ12

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『久しぶり〜！』

陣「おぉー！元気にしとったか！？」

陸「超久しぶりじゃん！」







今日は某歌番組に生出演。

リハを追えて楽屋にいると一人の女の子か入って来た。

その子の名前はリナ。

一緒に武者修行をした仲間で、最後の審査で落ちちゃった子。

あの後、すぐにEXPGを辞めて、気付いたら5人組ガールズグループで私たちよりも先にデビューしていた。







リナ「カレンも久しぶり！元気してた？」

「うん。リナちゃんも元気そうだね。」







他愛もない会話。

でもリナちゃんの目は笑ってなかった。







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本番終了後。







「トイレ行ってから行くから先に車行ってて！」

海青「了解〜！」







トイレに行き、鏡の前で身だしなみ整える。

この後はメンバーとご飯。







「よしっ」







トイレから出ようとした瞬間、







バシャッ…







リナ「ごめーん、手が滑っちゃったー」







目の前にはケラケラ笑ってるリナちゃん。

リナちゃんの手には空の紙コップ。

紙コップに入ってたのは匂いからしてお茶かな。







リナ「それじゃあ、ご飯には行けないね〜」

「なんでそのこと、」

リナ「陣くんに誘われたの、久しぶりだからって」

「そう…」

リナ「急用が出来たから帰るって伝えておいてあげるから」







そう言ってリナちゃんはトイレを出ていった。





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