三時間目 ページ7
「ん、用意できた？」
「うん、おまたせ」
あっという間に授業は過ぎて、お次は部活動見学。
「テニスコートの近くに行けばいいのかな？」
「あちゃー、…私どこになにがあるとか把握できてないや」
「あ、僕わかるから大丈夫。行こうか」
え、すご……みんなこんな感じなの？
教室くらいしか覚えてないよ私！
「おー、やってるやってる」
「すごい、ひっろいテニスコート！」
「僕の学校ここまで大きくなかったよ…」
私の中学校では、テニス部とバスケ部は男女別だった。
けど、ここは生徒数が少なめなのか、どの部活も男女混合みたい。
「んー−−と……どうすればいいんだろ…」
「ちょっとその辺の人に話しかけてみようか！」
さすがコミュ力のかたまり！
「すみません、僕たちテニス部の見学に来てみたんですけど…」
「おー−！1年だ！！修一修一、1年来た、1年」
「おーわかったから落ち着け！
あぁ、初っ端からうるさい先輩がすまんな」
元気そうで明るい先輩と、身体ががっしりしてて頼りがいがありそうな先輩。
「うるさいってなんだよ！テンションあがるなぁ」
「ふふ、楽しそうな部活でいいですね…ね、Aさん」
「うん、皆仲良さそう…！」
「近藤せんぱーい、部室で荷物超散らかってますよー」
「え、まじ？オレ行ってくるわ！修一あとはたのむ」
「はぁっ！？年下はお前の方が得意だろうが…ってもういないし」
すごい速さで走っていってしまった……
茶髪で明るいあの、近藤先輩は人気そうな感じがする。
「明るくていいヒトそう…」
「そんな感じするねー、てかAさん何で僕の後ろにいるのさ」
あ、ちょっと後ろに下がってるのバレた…
「い、いや緊張してんの……」
「はは、入学してすぐだもんな、センパイが怖いのも無理ない」
「あんまり怖くないですけどね〜」
「碧人くんのコミュ力がすごいんだと思う」
「それじゃあとりあえず部室に行ってみるか。
男子と女子はまぁ分かれてるんだか…壁が薄いからあまり大事なことは喋らない方がいいかもな？」
テニスコートの端を歩いて、いざ部室へ！
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PH(プロフ) - 朱まぐさん» ひゃーーー読んでいただいてめためた嬉しいです……！！碧人はバリバリ優等生なので、確かにお友達に欲しいですね〜！！これからも更新頑張ってゆきます〜！ (2022年10月8日 23時) (
レス) id: 670284ea05 (このIDを非表示/違反報告)
朱まぐ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。お話面白かったです！碧人君みたいな友達欲しいなって思いました！笑タイトルもどのように回収されるのか気になります。無理せず作者様のペースで頑張ってください☺︎ (2022年10月1日 22時) (レス) id: d13cf71823 (このIDを非表示/違反報告)
PH(プロフ) - 桜とおもちさん» ウワーーー読んでいただいてうれしい限りです……！！感謝です〜！！ (2022年8月12日 22時) (レス) id: 665b8955cb (このIDを非表示/違反報告)
桜とおもち(プロフ) - イベント参加ありがとうございます！ ぶんしょうがけっこうたんたんとしていて、よみやすかったです！ 右星失礼します！ (2022年8月11日 6時) (レス) @page5 id: acf700690e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PH | 作成日時：2022年8月1日 2時
