私、自分嫌いなんで【俺のスカート、どこ行った？】

第1話 ページ2

貴方side

今日も憂鬱な1日の始まりで……毎日何気なく過ぎていく


学校なんて勉強して、部活して……それなりの日常を過ごすためにだけあるだけで、私にとっては苦でも楽でもなく

ただ 『今日こそ』はと……何か起きてくれることを楽しみに生きている。


｢聞いて聞いてっっ！うちのクラスの担任変わるらしいよっ！｣

｢まじでっ！？｣

へぇ……担任ね………。

このクラスの話題は｢新しい担任｣になりそれぞれがそれぞれの言葉を投げかけ合う。

東条｢やばいおじさんとかだったらどーする？｣

｢やばたにえん！｣

東条｢やばたにえんだよなっ！！｣

そんな中で凛とした声で会話に混ざるのか きっと………

明智｢やばいおじさんでいいじゃん？｣

ほら変わった……

東条｢は？なんで…｣

明智｢やばい方がやばいから……｣


この空気が昔から嫌い……。なんでたった一言で空気の流れも匂いも変わるのか、私には理解できないんだよ。

私の鼓動が早くなる……これは恐怖？違う……わからない感情が息巻く中で、時間は進んでいく。

この時間が嫌いだ


なによりも、こんな私が1番嫌いだ

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