彼氏欲しいとは言ったけどさあ【夏油傑】【呪術廻戦】

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「返事はまた気持ちが決まった時に聞かせて欲しい」









そう言われ何も答えられないまま彼の部屋を出た私は悶々と考えた。そして理解した。










「ちょっとまって、告白、だよね？
ということは私が頷けば付き合う......夏油くんと！？
私が！？ままままままって、！！！！」








そしてさらに先程の彼の言葉を思い出し沸騰しそうになった。あの時の艶めかしい表情と、低く色めいた声が脳内で勝手に再生される＿_










「返事をすぐには強要はしないけど、気持ちを明かした以上遠慮はしないよ。.......覚悟しておいて。」


























「うわぁあああ！！！！まって無理！！
遠慮しないって何！？覚悟ってどういうこと！！」











椎名A、人生初の告白に
早くも取り乱しております。










「うわぁぁああまって無理！！とりあえず無理！！
どうしようどうしよう！！！！」







というかこのままじゃ本当に何も手につかないっ！！










「落ち着けA、まずするべきことを考えろ。
取り乱すな、いい女が台無しだ。」











すぅっと息を吸って静かに吐く。
頭の中がクリアになって来て自ずと道は開けてくる。
そういうもん。










目を見開いた私は静かに呟く。












「家入硝子に相談だ。」










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