夏油が自分のことを好きだと気が付いたので挑発したら痛い目にあった話

4話 ページ4

それからというもの、夏油を挑発することが最近の私の楽しみになっていた。

我ながら悪趣味だと思うが、面白いのだから仕方がない。



A「夏油、はい、あ〜ん♡」

「勘弁してくれ…」





夏油はしばらく顔を手で覆い俯いていたが、私が「食べてくれないの？」と尋ねると恥ずかしそうに眉をひそめながらも食べてくれる。



あっははは、面白い！面白いな〜ホントに！私の言う事なんでも聞くじゃ〜ん！！



夏油って恋愛とかしないタイプの男だと思ってたけど、そうでもないんだなぁ、しかも意外と純情？

この顔で？寄ってきた女全員抱いたぜって顔してんのに？面白すぎだろ〜〜〜〜！！！！！！




にやけそうになる顔を抑えつつ、夏油の膝に手を置き上目遣いで夏油を見つめる




A「今日の任務も一緒だよね」

「う、うん、そうだね…」



尋ねる私に、夏油は目を逸らしながら返事を返す。







あ〜、可愛い〜、好きな子に触れられるだけでそんな反応しちゃうんだ〜、

夏油って可愛いところあるじゃ〜ん！





今日の任務ではどうやっていじくりまわしてやろうかと考えながら任務へと向かった。

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