【募集企画】東方幻想記録物語11巻

巫女と大悪魔って本来なら仲悪い筈なのに仲良くしてる辺り流石幻想郷　影 ページ32

空夜と紅音が紅魔舘に戻った少し後。
美味い三色団子を頬張っていたその時。

「御機嫌よう、よくこの店に来られるんですの？」

上から声がした。

「まあな」

顔を上げると、そこには一人の少女がいた。
金髪に蒼い瞳を持つ、整った顔立ちをした･･･
･･･つまるところ美少女。

「ねえ、向かい側座ってよろしいかしら？」

私に聞く少女･･･神在月霊華。
まあ危険な気配はしないし、暇だったしいいだろう。

「嗚呼、私は構わないぞ。だが、私は大悪魔。お前の体にいる神(・・・・・・・・)はいいのか？」

私が聞くと、彼女は少し驚いたそぶりを見せる。

「あら、良くわかりましたわね！」

「大悪魔舐めんなよ。で、いいのか？」

「大丈夫ですわよ」

「ならいいが･･･お前、何頼む？」

「うーん･･･じゃあ、貴方と同じものでいいですわ」

「はいよ」

注文をし、ふと彼女の方を見ると、彼女は私に問いかける。

「ねえ、貴方ずっと前から幻想郷に住んでるんでしょう？なら、教えてくださらない？幻想郷
　の事」

幻想の郷は大悪魔と巫女を繋ぐ　霊華→←実行委員の打ち合わせ　リリティア＝ロレンツェティ

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