section 14 ページ47
ト「ハハッ、少し才能があっただけだよ。それにこれもすべて、
君たちをいち早く受け入れるためだったんだ」
少しの才能で、離島の人たち全員と……凄いな…
でも、私たちを受け入れるためにはみんなと仲良くしていないといけないの？
ト「今は鎖国令が敷かれているが、君たちがモンドと璃月で活躍したことは稲妻にも伝わっている。
君たちが稲妻への渡航を望んでいると知ったお嬢は、その到着をずっと気にしていたんだ。それと同時に
———君たちが噂通り、形勢を変える力があるかどうかもね」
パ「形勢を…変える？」
ト「さっきの「試練」では、最後にいくつか予想外なことが起きたが、それでも君たちは「形勢を変えるきっかけ」を
与えることに成功した。お嬢の期待通り、努力の間に巧みに取り入り、人の心にある隙を突いた。
君たちが協力してくれれば…「目狩り令」は…」
蛍「協力するとは言ってない」
『！』
お姉……ちゃん？
トーマは私たちを助けてくれたのに、協力しないの？
ト「…えっ…ふむ、予想外の展開だ。情報に間違いがあったか…」
蛍「私たちの目的は雷電将軍に会うこと」
ト「…ふむ、そうか。それは理解しているよ。それにオレも君たちを導くって約束したしね」
パ「あれ、トーマがあっさりと受け入れた…」
ト「まっ…とりあえず離島での任務は終わったんだ、暫しの別れといこうじゃないか。
あっ、そうだ。この招待状を君に…鳴神島に来たら、ここに書いてある「
それじゃ、健闘を祈るよ」
そう言ってトーマは去って行った
パ「トーマって実は結構いいやつなのかもな？オイラたちも先に進もう」
『でも…』
蛍「何かおかしい…」
パ「ん？どうした？」
『外国人って確か、この離島から離れられないんじゃなかった？』
パ「あっ、そうだった！オイラなんでそんな大事なこと忘れてたんだ！？
トーマも忘れてたのかな？」
蛍「これも「試練」なのかも」
『そうだね…！』
パ「うぅ…まったく！どうりであんなにあっさりと行ったわけだ！
離島を離れたら「木漏茶屋」に行って、絶対にけりをつけてやる！
うぅ…とりあえず今は行動あるのみ…離島から出る関所に行ってみよう」
パイモンは怒りでやる気が出たらしい
どうなることやら…
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年9月14日 21時
