原神〜2人の姫と1人の王子〜 VI (ページ27)

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万「それに過去にも、幾多の方法を試してきた。
　「主なき神の目が再び光を灯す」ことは、伝説でしか聞いたことがない。
　だが、お主らは複数の元素を同時に操れる。そんなものを目の当たりにすれば、不可能ことなどないと
　思うものであろう？
　さあ、お主らも試してみるでござるよ。拙者の思い描く結果になるか確認したい」

蛍「やってみる」

『………』

触れてみるが、神の目に変化はなかった

パ「どうやら、なにも反応はないみたいだな」

万「なるほど、お主らでも無理であったか。(◞ ‿ ◟)
　気にするでない、こうなると予想はしていたでござる。これでこの神の目は、引き続き拙者と共に
　いることになるな」

『どうしてそんなに執着してるの？』

パ「そうだぞ、この神の目になにか特別な思いでもあるのか？」

万「それについては、ある故人の話をしなくてはならぬ…」