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北「それから、参加を申し込む人が一気に増えた。中には武道を極めたヤツもいる。
  みんなあんたと勝負したいと思ってるみたいだぜ」


蛍「自分にそんな宣伝効果があったとは」


北「ははっ、だからあんたには優勝候補に相応しい待遇を与えると決めた!一般選手との勝負で体力を消費して
  ほしくないし、それにあんたももっと熱い対決を期待してるだろ?だから、あんたには直接準決勝に
  進出してもらうことにした!」


パ「ええっ?さっきのはまだ予選だろ。直接準決勝なんて、適当すぎじゃないか?」


『それに他の人からも…』


万「それが姉君の性格でござる。止められんよ。それに実際の実力でも、この大英雄は準決勝まで進むと拙者は
  思う」


パ「それはそうだけど…」


北「じゃあまずは、他の試合を観戦しよう。誰があんたへの挑戦権を手にするか見てみようじゃないか?」



長い待ち時間の後、ついに準決勝の対戦相手が決定した



北「ついに、ついに来たぞ!本日の大目玉!」


万「ははっ、どうやら姉君はこの勝負に大いに期待しているようだ。これほどまでに興奮した姿は久しぶりに
  見たでござる。
  お主の対戦相手は数々の試練を突破し、準決勝まで進んだ百戦錬磨の強者。実力ではお主に及ばぬかも
  しれぬが、油断は禁物でござる」


蛍「もちろん」



『(お姉ちゃん頑張れ〜)』



私は会場の入り口にいるお姉ちゃんに手を振る

そして思念でお姉ちゃんに応援を届ける

するとその声に気づいたお姉ちゃんとパイモンも手を大きく振ってくれる



万「では、お主があの嵐を突破する準備ができているかどうか、しかと拝見させてもらうでござる」


北「おしゃべりはその辺にしときな、観客も待ちきれないみたいだぜ、申し込みをした時の船員のところに
  行ってこい、彼女が会場まで案内してくれる」



受付のお姉さんに話を聞く



珠「あなたの準決勝の相手、名はそこまで知れ渡っていませんが、本武闘会の台風の目となる選手でしょう。
  大英雄様の実力を疑ってはいませんが、万全の準備をした方がいいのは確かです」


パ「このレベルの対決なら、こいつはきっと負けないぞ」


蛍「準備できた」


珠「はい、では入場いたしましょう」



入場すると同じ競技場には体格の良い、The格闘派という感じの男の人が立っていた



北「やっと来たぜ、大注目の準決勝だ!」

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年9月14日 21時

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