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蛍「それはどうかな」


普「ふん、生意気な口だな。勝負の場で試してみれば分かるさ。
  よし、僕は試合前の準備をしてくるよ。僕の登場を楽しみに待ってておくれ」



そう言ってどこかへ行ってしまう


誰か待ってるか…!



パ「なんかみんな、自信満々だったり、騙されてたり、実力が普通だったりで…うぅ…おまえらの方がすごいって
  ことを大声で言ってやりたいぞ!」


『ありがとう、パイモン。でも、実力や権力っていうのは振りかざすものじゃない。隠しておけばいつかの
  切り札にもなる。それを簡単に見せちゃうのは、ババ抜きで手札を見せてるのと一緒。
  ポーカーフェイスをしなきゃね(*^^*)』


パ「うぅ…そうだけど〜…わかった!オイラも我慢する!」


『ありがとうね』


パ「よし、じゃあ武闘会に申し込みに行こう!」



さっきの受付の人と思われるお姉さんのところへ行く



珠「「軽策荘腕相撲優勝(けいさくそううでずもうゆうしょう)」、この実績は…まぁ、よしとしましょう…
  次の方どうぞ、まずは名前を教えてください」



前に並んでいた人がどこかへ行く



蛍「蛍です」


珠「蛍?まさか、あなたが…!?
  では、その隣の方は…」


『Aです(^ ^)』



その名前を言うと、受付の人は目を見開き、私たちの名前を叫ぶ

その声を聞いた他の参加者も騒ぐ



参「蛍にA?うそでしょ?」


参「本当にうわさの?」


参「えっ?あの人たち、神の目を持ってなかったの?この武闘会に参加するなんて!」



周りの騒ぎも聞いて、受付のお姉さんは恐る恐るといった口調になる



珠「その…確認ですが、あなたは璃月港のために魔神を退けた旅人さんたちですよね?」


蛍「うん」



参「やっぱり彼女たちが!?」


参「「送仙儀式」で、刻晴様と話をしてた人だ!」


参「ちょっとか、彼女たちからサインをもらえないかしら?」



珠「この武闘会は、神の目を持たない者のみ参加できることはご存知ですよね?」


蛍「神の目は持ってない」


『あ…私は持ってます。なので参加しません、今は姉の付き添いで来ただけですので…』


珠「分かりました……それでも、蛍さんが神の目を持っていないというのは本当ですか?うわさでは、
  あなた方の戦闘力は並外れており、何度も危険な状況をくぐり抜けてきたと聞きます。
  魔神もファデュイも、あなた方の敵ではないようですが」

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年9月14日 21時

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