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section 3 ページ43

「…あっ、願い事の邪魔をしたら悪いね。さあ、この場所は君に譲るよ」



私たちはそう言われて釜?のような物の方へ向いて胸に手を当てて願い事をする



蛍「『((岩神から手がかりを得られますように…))』」



そう願うと釜がオレンジの岩元素の色に光った


そしてもう一つの釜の方へも行き、願い事をする



「やあ、君たちも「仙気」に触れに来たのかい?
 ハハッ、お嬢さんたち、わかっとるね!この日に願い事をすると、帝君と仙人たちの加護を得られるんだ。
  こっちはもうお願いが済んだから、ここは君たちに譲ろう」


パ「ありがとう!」



お姉さんから釜を譲ってもらい、願い事をする



蛍「『((兄が早く見つかりますように))』」



また願い事をするとオレンジ色に光る



パ「願い事もしたし、あとはここで儀式が始まるのを待つか。
  うーん…「凝光様」の準備は、あとどれくらい必要なんだろうな?」



しばらく待っていると人だかりができ始める

儀式が始まるようだ

私たちも急いで、人だかりの方へと向かい


パイモンとお姉ちゃんと共に「迎仙儀式」の始まりを迎える



パ「わぁ、人がたくさんいるぞ…」


蛍「わぁ…」



中央の方を見ようとしても人がたくさんいて見えない



パ「もう少し前に行こう!後ろにいたら何も見えないぞ」


蛍「あっ…!」



そう言ってパイモンは人の頭の上を飛んでいく

そして私たちも人を避けて前の方へと向かう



『すみません…少し通してください』



太陽が光り輝く中、噂の凝光様は人々に言う



凝「時は満ちた」



少し前に出てそう言うと、横にいた女官が頭を下げて離れる


そして凝光様が岩元素を発動させる。凝光様の周りには沢山の石がくるくる回っている


そして振り返り、真ん中の釜に指を差す

するとそこに石が飛んで行き、くるくる回る


そうして凝光様が目の前で指を縦にすると、釜が勢いよく光り、その光は天へと昇った



パ「わぁ…!」


蛍「わぁ…!」


『……』



みんな上を見上げ、感心する



しかし、その光を覆うように周りに黒い雲が巻かれ、一同が騒然とした


すると、その中心を通って何かが落ちてきた


凄い煙で何かは見えなかったが、煙が晴れると


大きな龍が地面に横たわっていた



凝「!」



コツコツコツ



焦って凝光様はその龍に近寄り、様子をみる


みんなは突然のことに動揺している

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ゆっきーぷ - 星さん» ありがとうございます!とっても嬉しいです! (2022年8月13日 21時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
- 小説とても面白いです!更新頑張って下さい! (2022年8月13日 19時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年8月7日 22時

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