魔神任務 序章第三幕 龍と自由の歌 アビスの魔術師〜誰もいない家〜 ページ16
デ「アビス教団…人類を目の敵にする怪物たち、地下の情報網でもヤツらの情報はめったに
掴めない。少し面倒だったが、なんとか手がかりを手に入れた」
ｳｪ「もう手がかりを掴めたのかい？さすが顔の広いディルックだね」
パ「そういえばさ、風神バルバトス様はなんで人間の力を借りてるんだ？」
ｳｪ「ははっ、どう説明したらいいかな。
人々の言う七神、その本質は「俗世の七執政」というべきなんだ。俗世を七つに分け、それぞれが治める、
それがボクたち神としての責務。神の責務を果たすことで神の力を蓄える。
だけど、ボクは統治とか嫌いなんだ…モンドの人々もそういうの好まないと思うし」
ジ「「君たちが王のいない自由な城を作ればいい」———あ、バルバトス様の理念を私たちはちゃんと覚えている」
パ「ジン団長ってば信仰深い！単に誰かさんが自由すぎて、仕事をサボっていただけとか考えないんだ」
ｳｪ「コホン、とにかく、こんなに長くモンドに戻ってなかったボクのことだ…今のボクは紛れもなく、七神の中で
最弱だよ！」
『よく言うよ…』
蛍「さすが「自由の都」の神」
ｳｪ「そんなに褒めないでよ」
デ「はぁ…こんな風神様がいるとは、いいんだか悪いんだか。七国と七神の話はさておき、まずは人類共通の敵に
ついて話そう。今回調べたアビスの魔術師の痕跡は、ワイナリーのすぐ近くにあった」
ジ「そいつを取り逃がしてはいけない」
蛍「探し出そう」
私たちはその痕跡を探し出し、その後を追いかけると
ワイナリー近くの草原にたどり着いた
そこで捜索していると、襲ってきた敵がいた
そいつをなんとか倒し調べてみると
ｳｪ「ん？これは…アビスの魔術師を倒した後、何かエネルギーが散らばった…このエネルギーは、ボクとトワリンの
繋がりを根絶するためのものみたいだ。
……蛍とAは「風流廃墟」を知ってるかい？」
蛍「知らない」
『うん』
ｳｪ「そう、でもジン団長とディルックなら知ってると思うんだ。今のトワリンは、その廃墟を巣にしている。
モンドの周りを封鎖する暴風のように、廃墟の入り口にも特殊な障壁があるんだ。
でも今、アビスの魔術師から散ったエネルギーを使うことで、魔力の織りなす韻律をボクは読み取ることが
できる。その韻律はヒルチャールの合唱より耳障りだけど…」
『ヒルチャールの合唱…？』
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ゆっきーぷ - 星さん» ありがとうございます！とっても嬉しいです！ (2022年8月13日 21時) (
レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年8月13日 19時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月7日 22時
