3話目 ページ4
その御曹司(坊ちゃん)の話を聞いていると、
マジでとんでもないとこ来ちゃったんだと確信した。
そうしているうちに、移動の指示があって、私たちは中へと案内された。
部屋にいたのは、同い年くらいの女の子が2人。
……ここの生徒さんかな。
すると、ロングヘアの美人な子が口を開いた。
「本日の編入試験を一任されました、
薙切えりなと申します」
試験官らしいナキリサンは、隣にいるボブの女の子に調理台を持ってこさせた。
「メインの食材は 卵。
1品作りなさい。私の舌を唸らせた者に、
遠月学園への編入を許可します!
なお____________ 今から1分間だけ
受験の取り止めを認めましょう」
すると、周りにいたほぼ全員の生徒達が泣きながら、外へ駆け出していった。
いやいやいや不甲斐なさすぎるでしょ!!
「上に報告しなくてはね…、
合格者は ゼロだと」
唯一私の耳に届いたナキリサンの一言。
これはやばい。そう感じた私は勝手に口走っていた。
『「作る品は何でもいいんですか?/いいの?」』
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名無し44667号(プロフ) - とても面白かったです!続き読みたい!更新して下さいー!! (2020年5月4日 1時) (レス) id: 52b41a10ca (このIDを非表示/違反報告)
眠井さん(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください (2020年3月27日 4時) (レス) id: 572cac2bfb (このIDを非表示/違反報告)
ミイラ(プロフ) - とっっても面白いので早く続きが読みたいです!更新頑張って下さい! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:式部ちゃん | 作成日時:2020年3月22日 23時