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目を覚ますと、私はなぜか球場のグラウンドで横たわっていた。
「ジ、ジフン！スニョン！！！」
大きな声で何度呼んでも返事はない。
どこへ行ったんだ？
私はすぐに腰に付けているホルスターに違和感を感じ、触る。
無い。
銃が１つも無い。
「クッソ！どこのどいつだ！！！」
私がそう叫んだ瞬間、ライトが光る。
突然の光に、目が眩む。
？「よく来たね。」
今まで静かだった球場に、場内放送が響く。
「誰だ！！！ジフンとスニョンを何処にやった！！」
？「僕の名前はV。男2人ならここにいるよ〜」
私はすぐに場内を見回す。
すると、先ほどまで暗くて見えなかった観客席にジフンとスニョンの姿が見えた。
2人はまだ、眠ったままらしい。
ジフン達のそばに立つ男2人。
あいつらがBTの2人組なんだろう。
「2人を返せ！！！」
V「え〜、それは出来ないよ〜」
Vと名乗った青髪の男。
もう1人は、金髪で背が低めの男だった。
「お前ら、何が目的だ！」
V「何も〜？ただ、遊んでるだけ。ね？ジミナっ！」
ジミナと呼ばれた男は、Vとは違い、真剣な表情で私を見ていた。
が、その男の手には鎖に繋がれたウォーカーが2体。
冷や汗が出る。
「その2人をどうする気だ」
V「この2人は殺すよ？」
聞きたく無かったその一言で、手が震える。
やめてくれ。
その2人だけは。
V「ただ、可愛い君には少しだけチャンスをあげます！」
「なんだ」
V「これからそこに死体がうじゃうじゃ出てきます！
30分以内に倒せたら君の勝ち。
倒せなかったら、、、まあ、君もこいつらも死ぬよ」
じゃあ、始め〜！
その声と同時に、ブルペンから大量のウォーカーが出てくる。
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作者名：ホ ラ ン イ | 作成日時：2019年9月1日 11時
