最高で最悪 (ページ36)

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「テヒョニオッパ！！！！」

それだけ叫んで、私はすぐに玄関へと走る。

鍵を開け、ドアを勢いよく開けた。

TH「グァッ！！」

勢い良すぎてテヒョニオッパの顔面にドアがぶつかる。

TH「イテテ。。。よ！A！」

鼻を抑えて涙目になるテヒョニオッパに、勢いよく飛びつく。

「テヒョニオッパ～！！どうしたの突然！！」

テヒョニオッパは、隣に住むご近所さん。

昔から私の面倒を見てくれていて、本当の家族同然

良くしてもらっている大好きなお兄さんなのだ。

TH「いや～、今日Aちゃんと学校来てたね！！

偉いじゃん！！

そんな良い子には、ご褒美～♪」

そう言いながら、体の後ろに隠していたケーキの箱を見せてきた。

「！！！

オッパ最高！！！！」

さ、入った入った！

と言ってオッパを上がらせ、

コーヒーを淹れる準備をする。

「って言うかオッパ、学校で見かけたんなら声かけてよ！」

TH「だってA、お友達出来たんでしょ？？

楽しそうだったから帰ってでも良いかなって思ってさ」

そう話しながら、うちで飼っているベタに餌をあげてくれる。

「そうそう聞いて！！！

今日ね、沢山友達出来たんだよ！！」

小学一年生レベルかって思う自慢をしてみた。

TH「やっぱり友達出来たんだね。

オッパは嬉しいぞ～！！！」

ウチャウチャ～
なんて頭を撫で回してくるオッパ。

餌あげた後なんだから手洗ってきなさいよ

「でも、制服姿のオッパ見たかったなぁ」

テヒョニオッパはこの地区、、いや、韓国で、、
いや、世界で一番なんじゃないか？ってくらいのイケメンで、

こんなイケメンさんが私なんかの面倒を見てくれているってこと自体がすごく誇らしい。

見ていて飽きないイケメン。

あ、喋らなかったらね。