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DN「ヌナ！
今日はちゃんと式にも出て、友達もたくさん作って、
人助けまでして、本当に偉いじゃないですか！
僕、嬉しいです！」
なんて言いながら、コーヒーを渡してくれるチャニ。
私を待っている間に買いに行ったのかななんて思うと、凄く心がキュンとした。
あ、恋とかじゃなくてね。
「チャニ〜！
私はこんなできた後輩がいて凄く光栄だ！」
と、チャニの頭を撫で回す。
普通、年頃の男の子なら少しでも嫌がるべきなんだろうが、
うちのチャニはそんな可愛くないことはしない。
むしろ、もっと撫でてと言いたげに頭を傾けてくる。
あー、飼いたい
DN「あ、そういえば、
ヌナは部活とか入るんですか？？」
気がすむまで頭を撫で回していると、
チャニが突然質問をしてきた。
「部活〜？
あー、めんどくさいから入らんかな〜」
チャニは入んの？なんて言ってみると、
チャニは何故か寂しそうな目をする。
DN「あ、あの、、ヌナ？
僕、実はこの学園のダンス部に興味があって、、、」
なんて可愛く言い出すチャニ。
「お〜、ダンス部かぁ！いいね。
チャニ、ダンスめちゃくちゃ上手だもんね。
私も久々に踊りたいなぁ」
なんて、少し昔のことを思い出す。
DN「ほ、本当ですか！！
ヌナに褒められるなんて、
僕、嬉しいです！！」
仔犬のようにはしゃぐチャニ。
あー、可愛いが止まんねえよ
DN「ヌナもダンス凄く上手じゃないですか！！
でも、歌も上手いから声楽部でもいいし、
楽器も上手だから軽音部でもいいと思うし、、、
あ、絵も上手ですよね！！
なら、美術部かなぁ？」
なんて、私の部活について自分の事のように楽しそうに色々意見を上げていく。
だけど、私は部活に全く興味がないので、
今のところは入んないよ。なんて伝えると、
やっぱりそうですか。。
なんてあからさまに悲しそうにするチャニ。
ねぇ、ペットになってくれませんか？
DN「なら、僕もやめておこうかなぁ」
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作者名：ホ ラ ン イ | 作成日時：2019年8月17日 2時
