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記憶に残したくないことほど長く脳に引っ付くもんだ ページ6

『お、やっと起きた』



どうやって戻ってきたんだろうとしばらく頭を悩ませていると聞き慣れたドS栗毛野郎の声がした



「…総悟私はどうやって帰ってきたんだィ?」

沖「あ、聞きやす?」

「…記憶にないんで」


私のその返事を聞くと総悟は"万事屋のとこの旦那が姫抱きで連れ帰って来やした"って教えてくれた…え


「…大丈夫かな 身体」


沖「…あ、もしかして事の後かィ?Aも隅におけねーや」


…は?事って…ピー?ピーのこと言ってんのかコイツ?コイツだから十分有り得るな


「なわけあるか!すまんねェ 勘違いさせるような発言して!」

沖「なんだつまんねェ」

「だいたい、旦那みたいな人が私のこと相手にするわけないですー」

沖「…そうですかィ?少なくとも俺にはそうは思わなかったけどなァ


…でも旦那とライバルになっても勝てる気しやせんのであんまり変なことしないでくだせェ」


意味の分かんない事を言った総悟は私の部屋から言い逃げ退出していった



「…なんの話?マジで何の話?あの2人仲良いと見せかけて実は戦ってんの?え?」



私の独り言は結局何も解決しないまま消えた



その夜、とりあえずお兄ちゃんに聞いた


土「…お前急に来たと思ったら何変な事件巻き込まれてんだよ」

「え、事件なの!?」

土「…さァな」

「…何それ…気になるじゃんか」

土「お前はまだ知らなくていいんだよ ほら明日も朝はえーぞ?ねみーとか言っても知らねーぞ」

「ハイハイ もう寝ますって おやすみ」
ーーーーーーーーーーーー
新八side


新「あ!銀さんおかえりなさい…なんか、ありました?」


外出していた銀さんが部屋に入ってきて鼻をほじりながら定位置につく


銀「あ?別に何もねーよ」

神「銀ちゃん女の子の匂いするネ!どこ行ってたアルか!?」

銀「いや!コレはアレだぞ!?お前の大好きなAちゃんにたまたま会って成り行きで姫抱きしてあの子の部屋連れてっただけだから!」

「…どんな成り行きだよ!!」

神「…オイ 天パAのこと襲ってないアルか?」

銀「襲ってねーよ!襲うわけねーじゃん!!銀さんそこまで狼じゃありません!」


いつものこの2人の喧嘩を見ながらまたか、とため息が出る


神「愛しのAのこと襲ったらその天パチリチリにしてやるからナ」


という神楽ちゃんの目は結構本気で怖いけど銀さんは気にも止めていない様子だった



銀「へいへい わーった、わーった

そいやァ神楽、その愛しのAちゃんから伝言預かってんぞ」

This is 賑やか→←フラグはだいたい回収しがち



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結佳(プロフ) - 気になるから終わらないでよ(´・ω・`) (5月29日 0時) (レス) @page27 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ - はじめまして!読ませていただいてます!とても面白いです!これからも応援してます!更新自分のペースで頑張ってください! (2021年7月30日 6時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅち | 作成日時:2021年2月12日 19時

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