ドSな妹いかがですか 弐【銀魂】

・ ページ25

銀｢Aちゃん心配すんな


アイツたァやり合っても勝てる気しねーが

おれが止めずに誰が止める

奴の家族がここにいてもそうするはずさ｣


｢(銀さんは勘違いしてるから)

私も行くよ

友達の危機は見逃せない｣


新｢ぎっ、銀さんAさん

僕も行きます!

神楽ちゃん!｣


信用金庫の自動ドアのセンサーが反応してドアが開くとそこに広がった光景


｢神楽ちゃん!大丈夫!?｣


銀.新｢間違えました｣

｢おいぃぃぃぃぃ!!｣


神｢A姉、助けて｣


えいりあんに捕まってる神楽ちゃん


涙目で助け求められたら助けない以外の道はない


｢…当たり前じゃん友達でしょ?

…それにね神楽ちゃん、
女子(おなご)は正義なんだよ


真選組 1番隊副隊長 土方A参るっ!!

えいりあん覚悟ォォォ!!



…うそォォ!!まだ手出てくんの!?神楽ちゃん!!外の銀さん達にヘルプ求めてぇぇ!!｣


神｢分かったヨ｣


収まらない涙で力を振り絞って自動ドアの方まで這いつくばっていく神楽ちゃんを見送りながらえいりあんの相手をする


神｢銀ちゃ〜んひどいヨー

なんで助けてくれないネ

Aはあんなに頑張ってくれてるアル｣


銀.新｢ぎゃああああ!!｣


銀｢何してんのォォ お前!

なんかいっぱいついてるぞ

親父さんの内臓的なものが!｣


神｢私銀ちゃんのためにいっぱい振り米したヨ｣


…神楽ちゃんコメの字違う気がする…だからこんなにお米落ちてんのか?


神｢神父の件はどうなった?カタついたか?｣


銀｢神父の件って何!?お前どんな騙され方したんだオイ!!｣


｢銀さん、神楽ちゃんが振り込め知らなくてよかったね｣


銀｢え?｣


｢お宅の子、振り込めじゃなくて振り米してるからお米がいっぱい落ちてる

それがまだ救いだったよ｣


銀｢あ、あー…そ、そうだな…

ちょっアレ何だよ!!おめーの親父じゃねーのか!?｣


神｢しらないヨ

フラっとやってきて勝手にでろでろし始めたネ!｣


銀｢まだでろでろやってるよ!｣



どうしよう、斬っても斬ってもキリがない…


頑張ってるけど神楽ちゃんはどんどん引っ張られ、銀さんと新八くんは神楽ちゃんに道連れにされかけている


…いや、道連れにされている



新｢だァァァァァ

離せ離せ!!｣


銀｢神楽ちゃん離しなさい!!メッ!!

俺はAちゃんを助けるっていう試練があるの!!｣


神｢Aなら今のお前より遥かに活躍してるから大丈夫ネ

お前ら全員道連れじゃー!!｣


やば、そっちまで回してるほど隙が無い…!!

・→←えいりあんばすたー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す